~長崎から世界へ~松澤海斗が世界を驚かせるまでの道のり

こんばんは!
V・ファーレン長崎サポのガイトです!
明日からいよいよ開幕するJ2リーグ。簡単じゃ無いと分かってはいるのですが、毎年開幕前は長崎が最強だと思ってしまいます笑
血湧き肉躍る気持ちですが、勝ち負けに左右されず、今年も楽しく応援します!!!


と、世界で1番面白いJ2リーグが開幕する前に、1人語っておきたい選手がいます。それが、表題にもある『松澤海斗』選手です。
昇格を目指す長崎の中で、一際輝く才能を持つ松澤選手。そんな松澤選手のこれまでの歩みと、今季への期待をまとめてみました。



これまで見た、どの選手とも違う”異質”な輝き

松澤選手がデビューしたのは、第27節に5-1で負けたモンテディオ山形戦。リーグ戦が終盤戦へと向かっていく中で、チームが噛み合わず苦しい時期でした。
そんな状態の時に、いきなり現れたのが松澤選手。正直、リーグが開幕してからはまったく名前を聞かず、ベンチ入りもしていなかった選手。来季を見据えて若手を使っているのかなぁくらいのイメージでした。
山形戦も、大差が付いた状態だったこともあり、そこまでの印象はありませんでした。

長崎サポが衝撃を受けたのは、山形戦の次の節に行われた、ロアッソ熊本戦でのプレーでした。山形戦に続いてベンチ入りした松澤選手は、圧巻のプレーを連発します。

得点シーンはもちろんのこと、衝撃的だったのがラストプレーで見せたドリブル。2人の相手選手の間をエラシコでぶち抜くという、意味の分からないプレーを見せました。
その後のクロスは上手くいかなかったものの、1プレーでとんでもない選手なのがよく分かりました。 


https://youtu.be/kKzOvQESRRM?si=LC6a04z0SFU_-307
これが熊本戦のハイライト。言及している衝撃の2人抜きは7:57からのシーン

そのあとの活躍は、言うまでもなし。後半から出てきて、チャンスを作りまくって長崎を救う。数字はあまり出ていないものの、圧倒的なドリブル能力によってチームに何度も勝ち点をもたらし、ジョーカー的な存在として、長崎にとって欠かせない選手となりました。


松澤選手の異質な凄み。

ここまで紹介してきた通り、松澤選手の凄さは理不尽なまでに圧倒的なドリブル。対峙している選手がかわいそうに思えるほど、相手を揺さぶり、簡単に抜き去ります。

その姿は単にドリブルが上手い、チームの武器のレベルを超え、破壊的と思わせるほどのものです。松澤に預けておけば何かが起こる、警戒されていても関係なく相手を破壊する。松澤=戦術だと言っても過言では無いくらい圧倒的でした。

松澤選手はただ、ドリブルが上手いテクニカルな選手なのではなく、フィジカルも特別なんですよね。スピードがあって、体の強さもある。相手と競り合いながら、1歩前に出ることが出来る選手は日本にほとんどいないのではないでしょうか。
三笘選手とよく比較されますが、確かに少し似ているかもしれません。普通そこで取られてしまったり、苦しまぎれにクロスを入れるしかなかったりする場面でも、そこから1段階ギアを上げれてしまう。 
それに加えて、日本人離れのメンタリティを持っているため、ガンガン仕掛けられる。松澤選手の最大の良さなのかなと思います。
どれだけ分が悪くても、2人に付かれていても、構わず仕掛けるメンタル。もちろん無謀なチャレンジはよくないですが、仕掛けないとチャンスは生まれないわけで。
チームの状況が悪くても、何回ミスしても、ガンガン仕掛けてくる選手が相手にとってどれだけ怖いか。

無理が効き、常にカットインか縦にぶち抜くかの2択を提示。ミスを恐れず何度も挑戦してくる。と、言葉にするだけでとてつもなく怖い選手なのが分かると思います笑

チームの調子が悪くても、この選手が居ればお金を払う価値がある。過去にそこまで思えた選手は、イバルボ選手や呉屋選手など数人しかいませんが、松澤選手もそのレベルにあると思います。


松澤選手の課題

ここまでひたすらに褒め尽くしてきましたが、松澤選手にも弱点はあります。それは守備時の貢献度と、数字を残すという点。
守備時の立ち位置や、チームのために走る献身性を体に馴染ませることに苦しんでいるようで、昨年はその課題から交代出場が多かったようです。
また、昨年は活躍度からすると少し物足りない、2ゴール2アシストという結果だったため、課題に挙げられるのかなと思います。


まあでも、昨年は368分しか出ていなくて、90分換算で見ると、4試合分しか出ていないのに、あの衝撃度と2ゴール2アシストは十分過ぎるんですけどね笑
真摯に取り組む姿勢と、チームで愛されている姿を見れば、今シーズン中にはこの2つの課題する克服してしまうのでは無いかと思います。

松澤選手がこれから歩む道のりは…

過去、僕は伊東純也選手や古橋選手、前田大然選手、そして長崎に所属していた毎熊選手など、その後日本代表になるような選手をスタジアムで見てきました。そういった選手はやっぱり、光り輝いて見えるし、遠くからでもわかるくらいのプレーの凄みを感じました。

でも、大げさではなく、松澤選手からはそんな代表に選ばれた選手たちと匹敵するか、それ以上の輝きを持っていると思います。
代表に選ばれるかもなぁ、海外に行くかもなぁではなく、彼は代表に選ばれる、海外へと旅立つと確信しています。

長崎で見られるのはもしかしたらあと1年だけかもしれない、何なら夏に旅立つかもしれない。松澤選手が長崎に居る時間を、大切に大切に楽しみます。

そしていつか、今世界を驚かせている、あの松澤の道のりは、長崎から始まったんだと誇れる日がくると信じています。



さあ、Jリーグが始まりました!!
読んでいただいた皆さんも、ワクワクしていることだろうと思います。そんな皆さんも、この記事で語った松澤選手のことを少し目で追っていただければ幸いです!!

ここまで、読んでいただきありがとうございました!!!J2を楽しみましょう!!!

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