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【ターゲットを絞り、利用シーンを提案する】ガキビズの支援内容

こんにちは、大垣ビジネスサポートセンターの松浦です。これまではガキビズの支援内容について、ヒアリングで強みを見つけることや、強みが伝わる表現をつくるお手伝いについて紹介しました。今回は強みをもとに、実際に集客や売上アップにつながるため、提案の中で重要視している「ターゲットをしぼり、利用シーンを提案する」ということについて紹介したいと思います。

ターゲットを絞るということ

ターゲットを絞りましょう、というのはよく言われることですし、事業者さんも理解されていることが多いです。ただ必ずしもターゲットが絞り切れているかといえば、そうではありません。また場合によっては、より強みをいかせるターゲットがある、ということもあります。

フラワーアーティストの場合

プリザーブド・アーティフィシャルフラワーで贈答用のギフトやアレンジ教室を運営するジュエルリアンさんは、オリジナルのウェディングブーケが好評で、人気を博していました。しかしコロナの影響で結婚式の数が減り、また式を挙げる人も少人数で開催するケースが増え、ウェディングブーケの依頼にも、影響がありました。そんなタイミングでガキビズに訪れたジュエルリアンさん。

今後の展開を検討する中、コロナウイルスの影響でウェディングや宴会など減少していることもあれば、反対に増えているものがあることをお伝えしました。それが「アクリルパネル」です。

感染予防の一貫で、飲食店やサービス業など対面でビジネスをするところでは至る所でアクリルパネルを見かけるようになりました。しかし透明とはいえ、隔たりを感じることがあります。そこで提案したのは、「隔たりを相談者の力で彩ることができないか」ということ。早速試作に取り組まれ、形にした商品は地元の新聞に取り上げられ、大きな反響を得ることにつながりました。

世の中の変化を捉える

今回のように、コロナによって大きく変化した業界もあれば、多くの人には気づかれないけれども、じわじわ変わっていることもあります。世の中の変化をウォッチし、事業者さんの強みが生かせるターゲットや利用シーンを考え、一緒に世の中に広げるサポートをしています。

また今回は商品開発におけるターゲットや利用シーンの事例を紹介しましたが、飲食店やサロンでも同じように、どの世代が主なターゲットになるか、やどんな場面で選ばれるお店になるか、そんなことを想定しながら売上アップのサポートをしています。

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