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ガキビズに寄せられる相談って?【前編】

こんにちは、ガキビズの松浦です。ガキビズで仕事をして、1ヶ月半が経過しました。ほぼ毎日フル稼働で相談をお受けし、数多くの事業者さんにお会いしました。

でも支援機関を使ったことがない方からすると、何の相談ができるの!?って思われる方もいらっしゃるかと。今回はどのような相談内容がガキビズによせられているか、ご紹介しますね!

まちの小売り店の集客アップの相談

地域で長くご商売をされている花屋さん、文房具屋、仏壇屋、カメラ屋さんなど様々な小売店。こういった長く地域でご商売をされているお店の皆さんが来られます。

以前に、『さおだけ屋は、なぜ潰れないのか』という本が100万部以上売れていましたが、私もこの仕事をするまで「一見お客さんが入っているように見えないのに、どうして続いているのかな??」と思うことがありました。でも地域のお店と膝を突き合わせてじっくりお話しをお聞きしていると、意外な販路をお持ちだったり、コアなお客様から強烈に支持されていたり、お店それぞれのオリジナリティがあることを強く感じます。

とはいえ時代の変化もあり、客数が減っていたり、新規のお客様へのPRができていないなど、課題も抱えられています。そういったお店に対して、それぞれの得意なこと、強みを見出して、それをもとに新たな展開を考える、という支援をしています。

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例えば高級万年筆を次々と仕入れ、家族が心配する川崎文具店さん。相談に対応したガキビズのセンター長は店主の長い接客時間に着目します。そこで「色彩の錬金術師」とネーミングし、情報発信のサポートをすることでテレビでも取り上げられ、「全国区の店主」として販路を広げています。詳細の支援事例はコチラ

製造業の新展開の支援

大垣市はじめ西濃エリアには数多くの製造業の事業者があります。これまでの取引先をメインに仕事をうけていたものの、生産拠点を海外に移転することや自動化の流れ、またコロナのような大きな社会変化によって、これまで通りではなかなか長期的な展望が描けない、そんなタイミングで製造業の事業者さんがお越しになることがあります。

そんなときにまずお聞きするのは、同社がこれまでどんな仕事をされてきたか、ということ。そして今取り組もうとしていることや、これまでの実績。当たり前のように仕事をされてきた実績の中には、第三者からすると、「そんな重要な部品の加工を担われていたのですね!」と驚くようなことも、たんたんと語って頂いたりします。そんな実績から同社の得意分野を見出し、知っている人だけではなく、第三者にも伝わるお手伝いをします。

また製造業者さんによっては、「これまでBtoBしか取り組んだことがないけれども、BtoCの取り組みをしてみようと思う。」という話を聞くことがあります。もちろんそのような取り組みも、クラウドファンディングなど最初にコストをかけすぎず、軌道修正でいるような形でトライできるよう、サポートしています。

金属加工を手がける岐阜県大垣市の有限会社「早野研工」が製造し、国際見本市のコンテストでグランプリに選ばれたキャンプ用品のたき火台「Fire Base」もガキビズでサポートさせていただきました。

今回はここまでで、次回は創業に関する相談やサービス業の相談内容について、ご紹介しますね!




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