見出し画像

初めて冬コミにサークル参加したよ

【本人ステータス】
・絵を描く成人済みオタク。
・赤ブー主催の同人イベントは一般/サークル共に参加歴あり。
・コミケは今回(C103)が一般/サークル共に初参加。

【昨日までのあらすじ】
・なんにも一般入場の下調べをせず、午後入場でヒーコラ言っていた。
・詳しい様子は昨日の日記にて。


冬コミ2日目。
バスが年末年始ダイヤなのを完全に失念していて出遅れた。まあ出遅れと言ってもサークル参加者は殆ど並ばず入場できる。ありがたいことだ。
国際展示場駅に着いた段階で、既に傘や雨合羽姿のアーリー入場勢が整然とまとめられていた。オタクもスタッフさんもお疲れ様である。


入場して5分でスマホを失くして、1分で見つかった。コミケは何かと一刻を争う場面が多い場だ。オタクのためにあらゆるリカバリーをなるべく早くせんとするサポート体制の盤石さを実感した。すごいぜ。


初のコミケサークル参加。さてどうなることかと思ったが、想定していた以上に多くの方がスペースを訪れてくれた。びっくりした。
見本誌を読むだけの方もいれば(これも十分ありがたいです!)購入してくださる方もいて。一次創作者としては無名も無名なので、あらゆる反応ゼロも覚悟して座っていたが、嬉しい誤算だった。
リアルイベントで本が売れると印刷費のことを完全に忘れて「儲けたァ〜!」って気持ちになるな。直接手に取って買ってくれたという嬉しさが乗っかってそう感じるのだろう。


買ってくれた方のパターンも色々で、見本誌に目を通してからの方もいれば、スペースに来てノータイムで新刊も既刊も買っていった方(???)(たぶん前もってチェックしていてくれたのだと思う)、ご自分の財布とにらめっこして葛藤の末に買ってくれた方。みんなみんなありがたいです。


隣のスペースの方と挨拶してお話できたのも楽しかった。新刊を交換する文化、本当にあるんだ……!と感動。こういうのは女性向けジャンルではあまり無い空気感な気がする(普通に隣同士で本交換する女性向け界隈があったらすみません)。
本日はよろしくお願いします、お疲れ様でした、よいお年を。健全な他人同士のコミュニケーションという感じで気持ちよかった。お隣のスペースの方、改めてありがとうございました。これを見てるかどうか分からないけれど。


とにかく初のコミケ&サークル参加は無事終了した。スマホを失くしかけたこと以外は特にトラブルなく進行できたと思う。
ただ心残りがないわけではない。まず、1日目は一般入場について全然調べていなかったせいで大幅に出遅れ、見たいもの欲しいものを逃してしまった。これはシンプルに怠慢だったなと…………いや、今回に関してだけは時期的に多忙すぎたので仕方なかったかも。とにかく次に一般参加する時はちゃんと前準備しておく。
あとは体力不足。これはもう本当に、本当にそう。1日目の入場待機の時点で体力を半分くらい使い切って、コスプレエリアなんかは全く見れなかった。比較的生きやすい気温だった冬コミでこれなら、夏コミもお察しだ。早急な対策が必要。


あとコミケの話とはずれるが、新刊のこと。表紙の雰囲気と内容が乖離していたのは、プロモーションの観点から言えばあまり良くなかったかもな、とスペース内で思った。

表紙がこういうテイストなら、中身も近い感じのイラストが入っていると考えるのが妥当だ。ただ実際はそうではなく、比較的ラフめな線と塗りのイラストや自創作の設定などがメイン。事前にpixivなどでサンプルを見てくれている方ならまだしも、初見でそのあたりは分からないよな〜。表紙だけ見て気になって見本誌を読んで中身がコレなら「思ってたんと違う」とはなる。
表紙と中身、どちらかが悪いって話では別にない。どちらも良く作ったと自負している。ただ今回は噛み合っていなかったな〜、と反省。


隣のスペースの方と話していて改めて思ったが、「オタクが節度をもってのびのびしている空間」って気持ちいいな。コミケ然り、他の同人イベント然り、あるいはライブ(ライビュ)だってそうだ。
もちろん大小問わずトラブルはあるだろう。客観的な、「非オタク的」な目から見れば、節度を守れてるのか守れてないのかよく分からん痛々しい行動に見えることもあるだろう。それでもこういう場所の根底にあるのは、オタクが抱える謎のエネルギーと善意だと思う。そう思った。


自分はまだ場数が少ないし、コミケの全盛期と言われる時期を体感していないゆえにその盛衰もわからない。だから、今回見えた「いい部分」しか知らない。

分からないけど、別にいいんだよな。ものの入口って。そういうもんで。
少なくとも、自分にとっては良い入口だった。その先は自分で進んだり進まなかったりして考える。あっさい所での水遊びでも「なんか楽しいな」って思えたら、それは成功だと思う。誰にとってのかは知らんけど。


ともあれ、楽しかった。疲れたけど。マ  ジ  で  疲れたけど。今後もコミケには参加したいので、ガチで体力付ける努力をします。
とはいえ今日は他のホールを歩き回る用事がなくほとんど座りっぱなしだったので、昨日より疲れなかったな。程よい疲労感で新年を迎えられそう。

朝は雨が降っていたので鞄から出せなかったが、帰りは天気が落ち着いていたので、ヌケニンに東京ビッグサイトを見せてあげた。きっと初めて見る景色だろう。


お疲れ様でした。


↓以下は会場内外のダイジェスト

設営完了した様子。
ミカピカゾ先生のサークルの最後尾札。新刊セットと既刊は無事買えた。
全体的に色がうるさかったオタク。サーモンランパーカーはでっかいメッシュのポケットが普通に収納として優れている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?