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#02「松本かつぢ先生の思い出」

#02「松本かつぢ先生の思い出」前編
宇津原充地栄さん(松本かつぢ資料館 館長)

學童舎の音声アーカイヴ「學童舎Podcast」第2回ゲストは、松本かつぢ先生の三女であり、松本かつぢ資料館 館長の宇津原充地栄さんです。


宇津原充地栄(うつはらみちえ)さん
松本かつぢの三女として東京で生まれ東京で育つ。高校卒業後文化服装学院にて服飾の勉強。卒業後、アパレル会社勤務。その後、父(松本かつぢ)の作品を管理する仕事を兄から引き継ぎ、現在「松本かつぢ資料館」の館長としてかつぢの作品を管理している。

松本かつぢ 先生
挿絵画家、漫画家、童画家、グッズクリエーター。1904年(明治37年)神戸市生まれ、東京で育つ。立教中学中退後、川端画学校でデッサンを学ぶ。中学在学中から家計を助けるため雑誌のカット描きのアルバイトを始める。昭和初頭、少女雑誌で挿絵画家としてデビュー。エキゾティックで繊細な美少女画で抒情的ななかにも、はつらつとした明るさを持つ新しいタイプの少女画を確立し、高畠華宵、蕗谷虹児らに続く新世代の画家として中原淳一と人気を二分。一方、昭和13年に登場した連載漫画『くるくるクルミちゃん』は、少女漫画の先駆け的作品であるとともに、次々とグッズ化され、女の子向けキャラクターグッズの元祖となった。


取材を終えて
充地栄さんのトークがとても面白くて、松本かつぢ先生像を明確にイメージすることができました。先生の創造の動機が、とても素敵です。そして、扁平足で本当に良かったです!笑 戦時中の作家がどのような気持ちで創っていたのか。100年前を生きた人々の気持ちを想像しながら、あらためて聴きました。(川口)


松本かつぢ資料館
https://katsudi.com/

松本かつぢワールド
Twitter ID: @katsudiworld


参考文献


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