#27|オープンオフィス──まちづくりを発信する新しいオフィスを目指して |松本崇×井口夏実【イベントレポート】

学芸出版社編集部の神谷です。今回の改修レポート、初めての投稿です。

1月20日(土)、新たな気持ちで使い始めたオフィスを多くの方に見ていただこうと、オープンオフィスを開催しました!
普段、出版記念イベントはしょっちゅうやっているのですが、「オープンオフィス」というのは初めて。
どのくらいの人が来てくれるのか予想もつきませんでしたが、日に日に参加申込は増え、60名以上の方にお越しいただきました。

いつもは20人程度で使っているオフィス。
こんなに人であふれることはめったにありません。


贅沢ガイド付き!学芸出版社・社内見学ツアー

黄色い旗を持った設計者の松本崇さんとめぐる、学芸出版社・社内見学ツアーです。

私自身、「中の人」でありながら工事中は別の階で仕事を続けていて、なかなか現場をじっくり見ることができていませんでした。断熱改修の細かいことや、デザイン上のこだわりなど、実は社員でもよく知らなかったことが多く、改めて面白いお話を聞くことができました。

1階の出荷作業スペース。ここの真上などは下からの冷気が直接影響し、特に寒かったようです。
見た目にはわかりづらいのですが、天井を断熱しており、断熱改修のポイントのひとつだったと知りました。

参加者の方からも好評だったのが、プリンターなどが置いてあるスペース。以前は編集室とも隔絶された印象で、暗い「裏方」の印象があったのですが、動線(通称:前田社長通り)がつながり、行き来もしやすくなりました。奥には、籠って原稿などを読めるスペースもあります。

作り手の顔が見える良さって素晴らしい。

こちらは、新しいデスクをつくってくださった、siroro design studioの近藤俊介さん、ワカサの大柿剛士さん。お二人は、なんと北海道・旭川からはるばるお越しいただきました!

「改修レポートを見ていたので、家具が入った様子は知っていたのですが、どうしても実際に見たくて」と来社してくださった近藤さんと大柿さん。
家具のこだわりや苦労などなど、直接お話を伺うことができました。作り手の顔が見える良さ、とはよく言いますが、本当にますます大切に使わなくてはという気持ちが湧いてきます。デスクの小口を見るたびに「ああ、ここがあのこだわりポイントか・・・」と思い出すようになりました。
家具については、近藤さんからお聞きした舞台裏の話も含めて、また次回のレポートで詳しくお伝えしたいと思います。

回想&妄想。設計者×編集長対談

ツアーのあとは、松本さんと、弊社編集室長の井口による対談が行われました。

井口からは、断熱だけではなく、かつての社内の雰囲気を変えたかったという思いが紹介されました。
グレーのオフィス家具に、グレーのカーペット。仕事柄、それぞれ静かに作業していることも多い各自のブースは高いパーティションで区切られ、冬は寒い・・・。
編集室長は、そんなオフィスを徐々に変えてきたのでした。

私自身、久しぶりに改修前の写真を見ると、改めてその変化に驚かされます。
「雑然」という言葉が似合う、いわゆる「会社」というイメージのオフィス。
ほんの2か月前まではこの状態だったのに、すでにかつての様子を忘れかけています。

最初は「全面社長室みたいだな…」と思った赤いカーペットも、オフィスの温かみになくてはならないものになりました。少しでもコミュニケーションを生み、活気あるオフィスにしたいという編集室長の強い想いを改めて感じました。

井口からは「これは私の妄想ですが」と念押ししたうえで、1階のシェアオフィス、2階の出版社に加え、たとえば3階に設計事務所等が入ると、京都からまちづくりを発信する総合ビルになるのでは、という構想も紹介されました・・・!

続いて松本さんのプレゼン。今回はすべて内断熱ですが、外断熱も検討していたこと、寸法の微調整に苦労された施工現場の様子、「年内に引っ越す」というタイトなスケジュールに合わせてくださったこと、そしてここには詳細に書けませんが、誰もが気になる工事費のことまで、見学に続いてとても分かりやすく説明してくださいました。

改めて、この日を迎えるまでにはさまざまな議論と苦労があったことを知りました。それを実現してくださった、松本さんをはじめとする関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

学芸出版社謹製「Q数表クリアファイル」の裏話

さて、今回いらっしゃった方には、こんなファイルをお配りしました。

編集/営業・商品管理・経理の若手が話し合い、つい1週間前に「オープンオフィスに来て下さった方に、ノベルティをプレゼントするのはどうか」と案が出たのですが、級数表に書籍名が並んだ学芸出版社らしいファイルが、すぐにできてしまいました(在庫限りですが、今後も弊社ホールでのイベントなどの際にはお配りします)。

こんなアイデアがすぐに実現する風通しの良さ。これも新しい環境のおかげでしょうか。
これから新しいオフィスをさらに使いこなしていくことで、ますます良いコミュニケーションと、たくさんの成果を挙げていきたいと思っています。

なお、今回のイベントは、出版企画のあるなしに関わらず、編集部が「お話を聞きたい!」と思った人を呼んでお話を聞き、参加者の皆さんと議論をしようという企画、「がくげいラボ」の第3弾として開催しました。
こんな人を呼んでほしい、または自分がぜひ話したい!という方は、どしどしご連絡ください。
オープンオフィスの感想もお待ちしています!!

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学芸出版社

学芸出版社社屋改修レポート

京都駅北西徒歩5分にある建築・まちづくり系出版社「学芸出版社」ビルのリニューアルレポート。設計を担当する建築家・松本崇さんと、学芸編集部員が綴ります。 [設計監理]みささぎ一級建築士事務所/松本崇 [施工]大登建設株式会社/寺嶋孝昭、辻川孝夫、金城定男 [家具製作]LLAM...
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コメント1件

近藤さんと大柿さんの家具の話、僕も聞きたいので(当日あまりお話しできず。。)是非アップお願いします!
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