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研究型メタバースプラットフォームとは!?

『メタバース』とは

メタバースとは、インターネット上の3D空間のことを指します。
現実とは異なる「会話」「交流」「経験」などを通して、社会や文化が形成され、ユーザーは自分の分身となるアバターを用いることで、多くのことを体験することが可能となります。

研究型メタバース『学檄』の一部風景

従来のメタバースプラットフォーム4分類

① SNS型メタバースプラットフォーム
② NFT型メタバースプラットフォーム
③ ゲーム型メタバースプラットフォーム
④ EC型メタバースプラットフォーム


①SNS型メタバースプラットフォーム

SNS型メタバースプラットフォームは、ソーシャルネットワークサービスの要素を統合したものです。ユーザーは仮想空間内で他のユーザーとコミュニケーションし、アバターを通じて交流します。これらのプラットフォームはリアルタイムの対話、イベント、コミュニティ構築を重視し、友達やフォロワーと仮想空間で繋がることができます。

(代表的なSNS型メタバースプラットフォーム)
『VRChat』『cluster』『Neos VR』


② NFT型メタバースプラットフォーム

NFT型メタバースプラットフォームは、非代替性トークン(NFT)を活用してデジタルアセットを管理します。ユーザーは仮想空間内でNFTコレクションを所有し、取引できます。これはアート、音楽、ゲームアイテムなど、様々なデジタルコンテンツの所有権を確立するために使用されます。

(代表的なNFT型メタバースプラットフォーム)
『The Sandbox』


③ ゲーム型メタバースプラットフォーム

ゲーム型メタバースプラットフォームは、ゲームの要素を含む仮想空間です。ユーザーは冒険、クエスト、競技、アバターカスタマイズなど、ゲームのような体験を楽しむことができます。これらのプラットフォームはエンターテイメントと競争を提供し、仮想経済を促進します。

(代表的なゲーム型メタバースプラットフォーム)
『Fortnite』

④ EC型メタバースプラットフォーム

EC型メタバースプラットフォームは、電子商取引を中心に構築されています。ユーザーは仮想空間内で商品を購入し、取引を行います。これは仮想店舗、デジタル商品、バーチャルマーケットプレイスを含み、実世界のショッピング体験を仮想空間で提供します。

(代表的なEC型メタバースプラットフォーム)
『IKEA』


新しい分類:『研究型メタバースプラットフォーム』

研究型メタバースプラットフォームは、バーチャル上の実験都市としての特徴を持ちます。
従来の4分類がビジネス的な収益構造やエンタメ的なシナリオを中心としているのに対して、研究型メタバースプラットフォームは、「研究開発」や「実証実験」など、技術的要素を中心としている特徴を持ちます。
メタバース空間を構成する様々な空間や機能が、未来研究を目的として作られ、研究開発に合わせてメタバース空間自体が進化していく環境です。
ユーザーは、研究開発に合わせてメタバース空間自体が進化していく環境を体験することにより、ゲーム型やNFT型ともまた異なった高揚感を味わうことができます。
また、SNS型が、「自由なワールド・アバターを通して創造主になれる」というのに対して、ゲーム型・NFT型・研究型、は、「予測のつかない世界で生活することで冒険者になれる」という特徴を持っています。
3つの大きな違いは、
・ゲーム型:シナリオをメインとして世界(生活)が変化する。
・NFT型:経済をメインとして世界(生活)が変化する。
・研究型:技術をメインとして(生活)が変化する。
というものでです。

(日本の研究型メタバースプラットフォーム)
『学檄メタバース』



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