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運命の道標:算命学【天冲殺の世界4-3】

続きになります

自分の廻る星が分かったら

天冲殺にどのような事が起こりやすいかみていきましょう。

「鳳閣星」が廻る人は

病気に気をつける年になります。
鳳閣星には、健康。長寿の意味がありますが、冲殺された年は大病を患う危険があるので生活習慣に気を付ける事です。

今まで風邪で寝込む事がなかった人が、熱が出て入院なんてことも。大きな手術を受けるようになってします。
次の天冲殺で鳳閣星が廻る人は、前もって健康診断をしておくことをお勧めします。
鳳閣星には、目下、子供という意味がありますが、この星が冲殺されていると、目下・部下・子供といった人たちの問題に巻き込まれる危険性があります。小さい子供でしたら怪我とか、学生なら受験に失敗など、親として気の休まる暇がなくなります。
社会人であれば、目下のミスに悩まされたりと注意が必要です。

この年は、うまく伝わらないので必ずメモに書くとか文章にして、きちんと伝える努力をしてください。

「調舒星」が廻る人は

精神的に不安定な年になります。
孤独感にさいなまれたり、ノイローゼになりやすい年です。神経が逆なでされたような気になります。
仕事を放棄したくなる出来事が立て続けに起きて、仕事に行きたくなくなります。
落ち込みを避けるために、普段から心の整理整頓をしておく必要があります。
調舒星には、鳳閣星と同じく、目下・子供といった意味がありますが、この星が冲殺されていると、子供の精神状態が不安定になったり、勉強に専念出来なくなったりします。

先行きに対する不安があなたを襲い、生きていくのが辛いと思いがちです。
しかし、一方で、人間の生き方について考えるには一番良い年です。

この年は、悩みが多いですが結論が出ない時は、開き直ることも一つの方法です。

「禄存星」が廻る人は

お金に関するトラブルが多くなる年です。

禄存星は、回転財といって、お金の出し入れが多い星で、本来は出るのが少なく、入りが多いはずですが、冲殺されているため、入る方より出る方が多くなります。場合によっては、入る事がほとんどないのに、出る方が多くなり貯金を失う危険性があります。この年は、株や商品相場や信用取引などに手を出すのは控える事です。

全てを失うだけでなく、子供や孫の代まで借金を残してしまう危険性があるからです。

人間関係においては、愛情が大きく崩れる時なので注意が必要です。
独身の人は、失恋をして落ちこんだり。既婚者は不倫問題で家庭不破と不安定な年になります。

とにかく慎重に行動することをお勧めします。

「司禄星」が廻る人は

家庭に問題が起きやすい年です。

司禄星は、家庭という意味がありますが、この星が冲殺された年は、家庭が暗くなったり、冷たくなって家庭での居心地が悪くなったりします。
親子喧嘩、嫁姑問題、夫婦問題とトラブルが多くなる年です。

男性の場合は、この年に結婚したくなるのですが、最悪な結果を招く危険性があるので、天冲殺があけてから考える事をお勧めします。

禄存星同様、財産の激減の可能性があるので、思わぬ損失を受けやすい年ですから、身を引き締めて、慎重に行動する事を心がることです。

次は、車騎星・牽牛星です

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