“平成は痛みが複雑になった時代”朝井リョウが語る『死にがいを求めて生きているの』。

朝井リョウ最新作『死にがいを求めて生きているの』(中央公論新社)

死にがい

それは朝井リョウが自ら生み出した言葉

その感情にぴたりとあてはまる言葉がなかったから。

“平成時代、そして平成に生きる若者”の在り様を描いた長編。

それが『死にがいを求めて生きているの』。

もともとBOCという文芸WEBサイトで展開された

「螺旋」プロジェクトの1作品として発表されたこの作品。

その先陣を切って単行本として出版された。


舞台は北海道、そして北海道大学。

様々な人物の人生が交錯する中で一つの大きな物語が紡がれていく。


“平成は個性を大切にしろと対立や競争を遠ざけられた時代。”

“でも自分これまでの人生ずっと何かと競争し続けてきた。”

“平成は痛みが複雑化した時代。内側から腐っていくような・・・”

平成の終わりに届いた朝井リョウからの提示。

若者は平成の時代をどう生きたのか?

そしてこれからどこへ向かうのは?

じっくりとお聴きください。

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朝井リョウ 

1989年生まれ。岐阜県出身。『桐島、部活やめるってよ』でデビュー。2013年『何者』で直木賞を受賞。他の著書に『チア男子!!』『世界地図の下書き』『少女は卒業しない』『スペードの3』『武道館』『世にも奇妙な君物語』『ままならないから私とあなた』などがある。最新刊は中央公論新社『死にがいを求めて生きているの』。



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