“これは僕の到達点”中村文則『その道の先に消える』を語る。

国内外で大きな文学賞を受賞。

世界照準の日本を代表する作家、中村文則。

自身、“僕の到達点”と語る最新作が

その道の先に消える』(朝日新聞出版)

緊縛師の死から始まるこの物語。

その麻縄は何を意味するのか・・・

それは日本の成り立ち、信仰とも絡み合い、

そして一人一人の人生をも結び、縛り付けていく。

今の彼にしか書けないこの物語をどう読み解いてゆくか・・・

“痛みは快楽になる、苦しみも快楽になる。

一見悪いことをしているようでもそれが善に変わったりもする・・・”

“薄い霧の中でそれぞれの人生が光る。そういう物語。”

“安易な明るさとか安易な希望だけでは誠実ではない”

“全ての多様性を愛する、それが僕の座右の銘”

物語の奥深いところまで丁寧に語る中村文則。

それは作家としての信条で流儀でもあるのか?

そして彼が捉える人間の本質とは・・・

永久保存版の貴重なインタビュー。

なぜ彼の物語に世界が惹きつけられるのかよく分かります。

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中村文則

1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。2004年、『遮光』で野間文芸新人賞、2005年、『土の中の子供』で芥川賞、2010年、『掏摸<スリ>』で大江健三郎賞を受賞。2012年、『掏摸<スリ>』の英訳が米紙ウォールストリートジャーナルの年間ベスト10小説に選ばれる。2014年、アメリカでDavid L. Goodis賞を受賞。その他の著者に『悪意の手記』『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『世界の果て』『悪と仮面のルール』『王国』『迷宮』『惑いの森~50ストーリーズ』『去年の冬、きみと別れ』『教団X』『あなたが消えた夜に』『R帝国』など多数。最新刊は朝日新聞出版『その先の道に消える』。


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