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“最も訳したかった一冊”柴田元幸が語る『ハックルベリー・フィンの冒けん』。

“『ハックルベリー・フィンの冒けん』はとにかく‘声’がいい本”

“翻訳するにあたってハックがどの字は漢字で書けるかを考えた。

冒険の冒は書けるけ険は怪しいからひらがな”

“現実の暴力な父親から逃げて象徴的な正しい父であるジムに出会う物語”

“サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は

ハックルベリー・フィンを意識した言わばパロディ・・・”


その作品を語るために溢れ出す言葉たち。

その姿はまさかハック・フィン?

いや!語るのは日本を代表する名翻訳家、柴田元幸。

今回訳したのはマーク・トウェイン作、

ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)。


アメリカ文学を代表する一冊にして

柴田さんが最も訳したかったという一冊。

その所以は、本を読めば分かります。

そしてこの番組を聴けばより深まります。

あなたをアメリカ文学の世界に誘い、

あなたの好奇心を掻き立てる・・・

柴田訳なら束の間あなたもハック・フィンになりきれる!

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柴田元幸

翻訳家、東京大学文学部名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。マーク・トウェインの翻訳に、『トム・ソーヤーの冒険』『ジム・スマイリーの跳び蛙—マーク・トウェイン傑作選—』(新潮文庫)、最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』(スイッチ・パブリッシング)やレアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、編訳書に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社)など。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌 Monkey Business 責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。





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