中島京子さん原作の小説『『かたづの！』。

その作品を漫画という形で表現したのが里中満智子『かたづの！』（集英社）

舞台は、江戸時代初めの東北、八戸。

若くして夫に先立たれ、「清心尼」となった女大名は

数々の困難にどう立ち向かったのか。

角を一本しか持たないかたづののカモシカがその人生に寄り添う・・・

里中満智子が漫画化した江戸時代唯一無二の女大名「清心尼」の一代記。

その信条は「武器を持たない戦い」。

この作品との出会い、

この作品のどんなところに惹かれたのか？

そして今、この時代の女性を取り巻く状況について・・・

１６歳から漫画の世界で活躍を続けているレジェンドが

たっぷりと語ります。

そして漫画界の今とこれからは？

じっくりとお聴きください。

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里中満智子

1948年大阪生まれ。1964年（高校２年生）『ピアの肖像』で第１回講談社新人漫画賞受賞。1974年『あした輝く』『姫がいく！』の両作品で講談社出版文化賞受賞。1982年『狩人の星座』講談社漫画賞。他、代表作に『アリエスの乙女たち』『海のオーロラ』『女帝の手記』『ギリシア神話』『旧約聖書』『天上の虹』など多数。2006年に全作品及び文化活動に対し文部科学大臣賞受賞。2010年文化庁長官表彰受賞。2013年度『マンガ古典文学古事記』古事記出版大賞太安万侶賞受賞。2014年外務大臣表彰受賞。2018年文化庁創立50周年記念表彰受賞。（公社）日本漫画家協会理事長／（一社）マンガジャパン代表／NPOアジアマンガサミット運営本部代表／デジタルマンガ協会会長／大阪芸術大学キャラクター造形学科教授学科長など。最新刊に中島京子さんの小説を漫画化した『かたづの！』（集英社）がある。