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“人間は環境も作ってしまうズルい生き物”池澤夏樹『科学する心』を語る。

“振り返れば科学少年と文学少年が二人いた・・・”

池澤夏樹が綴る『科学する心』(集英社インターナショナル)

大学時代、理系の物理学科に身を置いていた池澤夏樹。

その作品にはいつも科学が宿っていた。

例えば、芥川賞受賞作『スティル・ライフ』に。


『科学する心』はいわば科学エッセイ。

昭和天皇にとっての科学、最先端の人工知能、進化論、時間、

そして日常の科学・・・彼ならではの見方で綴っていく。

“科学はどこかで倫理と絡んでいる”

“物の理屈、それが物理”

“人間は環境も自分で作ってしまうズルい生き物”

“科学の芯にあるのはエウレカ!の喜び”

今、我々は科学とどう向かい合うべきなのか?

そのヒントがここにあります。

じっくりとお聴き下さい。

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池澤夏樹

小説家・詩人・評論家・翻訳家。1945年北海道帯広生まれ。 88年小説「スティル・ライフ」で中央公論新人賞、第98回芥川賞を受賞。以後、移動の民としてミクロネシア、バリ、ハワイイなど世界各国の旅を重ねながら 数々の作品を発表。書評・翻訳も数多く手掛ける。沖縄、パリを経て現在北海道在住。2011年、河出書房新社から出版の池澤夏樹個人編集による、世界文学全集が完結。現在同じく個人編集による日本文学全集を刊行中。最新刊は、集英社インターナショナル『科学する心』。




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