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父でありすぎる父から描く宮沢賢治。門井慶喜、直木賞受賞作『銀河鉄道の父』を語る。

第158回直木賞受賞作

門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社)

誰もが知る日本を代表する作家、宮沢賢治。

その彼を育んだ父、政次郎のことを知るものは多くはいない。

でも彼がいたからこそ宮沢賢治は作家となり、

我々は彼の残した多くの作品に心を揺さぶられている。

宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描いた全く新しい物語。

それが『銀河鉄道の父』。

“父でありすぎる父”、政次郎はいかに賢治を育てたのか?

その政治郎を父に、賢治はいかに育ったのか・・・

そんな親子の物語が生まれた背景、

自身の家族と照らし合わせ 父・政次郎に、そして子・賢治に

門井さんはどんな思いを抱いているのか?

そしてずっと、歴史小説を書いていた門井さんの歴史に対する

まっすぐな想いとは・・・

じっくりとお聴きください。

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門井慶喜

1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。'15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、'16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。'16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』、共著『決戦! 新選組』などがある。最新刊は講談社刊第158回直木賞受賞作『銀河鉄道の父』。



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