親がやったことと子供は関係無い?

ヤクルト戦で梅野隆太郎さんが死球を受けて離脱するので、坂本選手が正捕手になるそうです。

坂本誠志郎捕手のお祖父さんの坂本修一さんは被差別部落出身者で、共産党との内ゲバから八鹿高校暴行傷害事件を起こして無抵抗な教師を一方的に集団暴行して瀕死の重傷を負わせ、裁判でも有罪判決が確定して服役しているので犯罪者です。


…ということを阪神タイガースファンの人に話したら、

「祖父が被差別部落出身の犯罪者でも、そのことと坂本選手は関係無いだろ!」と怒られました。


勿論言わんとすることは理解できます。

私も「共産党とのくだらない内ゲバから八鹿高校暴行傷害事件を起こして無抵抗な教師を一方的に集団暴行して瀕死の重傷を負わせたのはお祖父さんの坂本修一さんであって、孫の坂本選手は何も関係無いし悪くない」と思ってます。


ただ、少し前にネットで八鹿高校暴行傷害事件を調べるついでに坂本修一さんのことを調べたら、坂本選手はおじいちゃんっ子で八鹿高校暴行傷害事件を起こした犯罪者の修一さんのことを大変尊敬していて、阪神入団して寮に入った時はおじいちゃんの遺影を部屋に飾って毎日手を合わせて練習に行っている、というエピソードを見ました。

そういうことをしたら、八鹿高校暴行傷害事件で一方的に集団暴行されて瀕死の重傷を負った被害者は嫌な気持ちになるだろうと感じました。

例が適切か?分かりませんがヒトラーは多数のユダヤ人を虐殺しましたが、たとえばそのヒトラーの孫がお祖父さんのことを大変尊敬していて、ヒトラーの遺影を部屋に飾って毎日手を合わせているなどと報道されたら、ヒトラーの孫は何も悪くないしユダヤ人を虐殺してないし関係無いけど、やはり世間は警戒するだろうし嫌な気持ちになるだろうと思うからです。

ヒトラーの例だと極端だし外国の事例なので説得力がないかもしれないから国内の事例を出すと

オウム真理教による地下鉄サリン事件がありましたよね。

何の罪もない善良な国民が狂信者に虐殺されました。

首謀者の麻原彰晃こと松本 智津夫は極悪人だと思いますがこいつの身内は親の悪事とは関係無いし、特に悪くないと思います。


しかし仮に麻原彰晃こと松本 智津夫の子供が今もお父さんのことを尊敬していてお父さんの遺影を部屋に飾って毎日手を合わせているなどと報道されたら一般の善良な日本国民は警戒するだろうし、地下鉄サリン事件で虐殺された被害者の身内は「許せん!」と怒ると思います。


例示を色々出しましたが、纏めると、

私は八鹿高校暴行傷害事件を起こして無抵抗な教師を一方的に集団暴行して瀕死の重傷を負わせたことは許せない犯罪行為ですが、祖父のおかしたそういう犯罪行為と坂本選手は一切関係無いので坂本選手は悪くないと思います。


ですが、そういう犯罪者を尊敬していて遺影を部屋に飾って毎日手を合わせていることは、世間から警戒されて悪く思われても仕方ないと感じるので、その点を阪神ファンの人にも理解してもらいたいと感じました。


被差別部落の関係者は小西邦彦の飛鳥会事件や丸尾勇の「八尾市入札妨害恐喝事件」、そして浅田満の「ハンナン事件」などを見ても分かる通り、反社と深く関わっている人も多いですから、そこは世間も弁えておくべきだと思います。


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