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(コンパクトフィルム)カメラ! カメラ! カメラ!

ビートモ秋葉さんとのSOSOライブ、楽しかった。好きな人と一緒にライブできるってなかなか幸せなことですわー。オレも頑張らねば、と、不貞腐れで筋金入りのひねくれ者でも素直にそう思ってしまうのだった。お足元の悪いなか、お越しくださった皆さまにも感謝です。どうもありがとねん。秋葉さんとは9月に茅ヶ崎でまた一緒にやる予定もありますんで(たぶんEGくんも巻き込むので、内容はこれから。打ち合わせ・重ねばならぬ・ホトトギス)、今回お越しになれなかった皆さまもぜひよろしくお願いします。

と、バタバタが一旦落ち着いて、やっと雑事をこなす前にnoteでも更新すっかと深夜にひとりキーボードをパタパタやっている具合です。

で、カメラを買ったハナシ。
ノーザンボーイズの名古屋公演前、林さんが「会場入りまで時間があるから、カメラでも見に行かない?」と誘ってくれたので、行きましょうそりゃ行きますとも、ちょうどトライセラトップスの敏腕マネージャーO森さんも「時計の電池交換をしたい」つうもんですからそりゃあもう行きましょう行きましょう。行きました。栄のトップカメラというお店に行きました。

撮影は林さん。GR1sとKodakの組み合わせはいいなあ。
で、レンズを真剣に眺めていますが、交換レンズのことはいまいちよくわかっていません。手を出してはいけない領域というものが世の中にはあるんです。知ったようなふりをして「ふむ……」などと言ってられるうちがいいのです。ただでさえMacを新調して借金こさえたばっかりなので、そのくらいの分別はつくオッサンでありたい。とか思っていたら、わたしはコンパクトカメラの棚から目ざとく探していたカメラを発見してしまいました。世界はふしぎ発見で溢れています。

はい、購入したこのカメラは、永きにわたり菅原家を見守ってきた FLASH FUJICA date というカメラ。いわゆるファミリー向けのカメラで、簡単なピントだけ手動で合わせればあとはシャッター押すだけの何の変哲もないカメラ。なのですが、どうもノスタルジー、いや、言ってしまえばわたしはノスタルジーだけでこのカメラをずっと探していました。
コンパクトカメラの棚のはしっこ、時代を彩った名機とはほど遠い扱いで転がって(まさに転がって)いたのですが、まさかここで出会ってしまうなんて。車を降りる前に何度も「買いません。買いませんよ、ぼくはなにも買いません」とマントラのように繰り返していたはずなのに、楽器とカメラに関してはこういう運命的な出会いというものがあってですね……
店員さんにケースから出してもらい状態を確認すると、おどろくほどキレイ。裏蓋のモルトの劣化はどうしてもあるにせよ、電池を入れてフラッシュがつくことも確認。ケース、ストラップ、レンズカバーまでしっかり揃っていて、持った途端に小さいころの家族旅行を思い出してしまいました。

本体と試し撮り用のフィルム1本、単三電池2本で2000円でおつりが来るくらいですから、まあいずれモルト交換に出すとしてもノスタルジーの充足には安すぎるってものです。そういう意味でもコンパクトフィルムカメラくらいがあてくしにはちょうどええ。さっそく(多少の感光はあるだろうと思いつつ)フィルムを装填してチャカチャカ撮ってみました。

ピンがどこにもきていないぼんやりした写真ですが、この日付!
ずっと我が家のアルバムに刻まれてきたこの日付がネガに刻まれるだけでじゅうぶんです。1976年発売なので、92年までしか対応していませんが、ぜんぜん問題ありません。むしろわたしはネガのなかに架空の1978年を見出すのです。
27枚撮りを1本撮ってみて、感光はなし。日中の屋外だと多少露出オーバーになるきらいがありますが、あとは問題なく使えるようでした。やった!

写真屋さんに現像をお願いしにいくと、今や「写ルンです」復調とのこと。あれぐらい手軽に(実際学生の頃はよく使ったもんです)フィルムの感じを楽しめるのもいいんですが、そこそこ写るこのぐらいのコンパクトフィルムカメラが世界にはまだごろごろ眠っているので、ちょっと興味あるな〜と思ったら探してみるのもオススメしまっせ。まあ、深みにハマるもハマらないもアナタ次第ですが……

というわけで次回のライブは6月30日、桜新町ネイバーにて。お待ちしてまっす!

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