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Jリーグ観戦の渋滞問題・駐車場問題をどのように解決しているか

私たちは駐車場のシェアリングサービス『akippa』を運営しています。マンションの空いている駐車場や、契約されていない月極駐車場に1日単位で駐車できる仕組みです。お金の支払いは全てスマホで完結します。通常のコインパーキングとは違い、予約が可能という特長があります。

akippaは会員数が130万人、駐車場拠点数が28,000拠点を突破しており、会員数・駐車場数ともに駐車場シェア業界のトップシェアとなっています。

サッカークラブとの提携

私は元々、関西サッカーリーグでプレーしていました。一時期はサガン鳥栖やザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)の練習生となり、プロサッカー選手を目指したのですが、プロ契約はならず22歳で引退し、24歳で会社を立ち上げました。

当時から全国各地にJリーグを見にいくことが多く、そこでよく困っていたのがまさに『駐車場』だったのです。

そして今、akippaではこの駐車場問題の解決に向けて、多くのプロスポーツチームと提携しています。Jリーグの5クラブの他、JFLの奈良クラブ様やBリーグの茨城ロボッツ様、西宮ストークス様と提携しております。今回はまずJリーグ編として、5クラブとの課題解決をご紹介したいと思います。

大きく分けると2種類の課題があり、それぞれに対してakippaがどのように解決に導いているかを記します。

1、渋滞の課題を解決

V・ファーレン長崎様、名古屋グランパス様、FC琉球様との取り組みでは、深刻な渋滞解消を主な目的としています。


■V・ファーレン長崎の事例

V・ファーレン長崎様では人気の向上と共に、スタジアム内の駐車場に並ぶ渋滞が発生するようになっていきました。

スタジアム内の駐車場が予約制ではない中、多くのサポーターさんがクルマで向かっていたため渋滞が起きていたのです。最大では3.5時間の渋滞が起きていました。

しかし、この渋滞をゼロにすることができました。それは駐車場シェアリングの予約システムを活用したためです。以下の図がわかりやすいです。

予約制を導入することで、予約していない人は公共交通機関を使うようになっていったのです。


■名古屋グランパスの事例

名古屋グランパス様とも同様の実証実験を、パロマ瑞穂スタジアム・豊田スタジアムで行っております。

豊田スタジアム周辺では、試合開催日に市役所や小学校の駐車場をシェアリングし、予約可能にすることで、渋滞を解消し出しています。

ただそれだけでは駐車場が足りないので、周辺のマンションの空き駐車場や空き地など、試合開催日に駐車場として活用できる場所をakippaで開拓しています。


■FC琉球の事例

FC琉球様も提携当初はクラブが準備する1箇所のみの駐車場で予約制がスタートしましたが、J3優勝とJ2での快進撃もあり、人気が向上した結果、予約できる駐車場が3箇所に増えています。

アウェイのサポーターさんも、沖縄ではレンタカーを使う方が多いため重宝されています。


2、駐車場不足の解消による利便性向上

渋滞問題の解決というアプローチだけはなく、サポーターの方々の交通の利便性を向上するための取り組みもあります。セレッソ大阪様、ツエーゲン金沢様はこの事例に当てはまりそうです。


■セレッソ大阪の事例

akippaが最初に提携を結んだスポーツチームはセレッソ大阪様です。これは私が以前から長居公園周辺で駐車場に困る経験があったことも、一つの理由です。

提携をすることで、長居公園周辺の空いているマンションの空き駐車場や、契約されていない月極駐車場、土日は使わない企業の駐車場などを開拓していきました。

取り組みを開始して3年ほど経っているため、今ではakippaで数百台の予約制駐車場を準備できています。

長居公園に隣接する府営住宅の空いている駐車場区画を数十台シェアしていただいています。


■ツエーゲン金沢の事例

ツエーゲン金沢様の場合は、akippaにとって初のパートナー(代理店)契約を結びました。パートナー契約のため、akippaだけではなく、ツエーゲン金沢様でもシェアリングできる空き駐車場を営業開拓するという契約です。

まだまだこれからの取り組みですが、金沢での事例をロールモデルにすべく動いております。


なぜこのような取り組みをしているか?

ここまで紹介したように、akippaでは渋滞解消やサポーターさんの利便性向上に向け、Jリーグクラブさんと共に連携を進めています。

なぜそれを実施するかというと「Jリーグ観戦をする週末は最高だから」です。そんな最高の体験があるのに、その場所まで行けない理由があると観戦できないのです。そのひとつが駐車場問題です。

私たちは、人が人に会うこと、人と体験が会うことを手助けする会社です。だからこそ「最高の場所」へ皆様を届けられることを目指しています。

皆様からのありがとうが、私たちの「勝ち点3」です。

たくさんの勝ち点を得られるよう、引き続き課題を解決していきます。

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※このあたりの詳細も書かれる書籍が、幻冬舎の編集により発売決定!
6/11までの期間限定で、EXODUSにて先行発売中!
https://camp-fire.jp/projects/view/154371

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明日の運勢は大吉!
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Genki Kanaya(akippa CEO)

akippa株式会社CEO。高校卒業後プロサッカー選手を目指し関西リーグでプレー。その後Jリーグクラブの練習生として入寮も契約ならず引退。2年間上場企業で営業を経験し、24歳で創業。駐車場シェアアプリ「akippa」を運営。NewsPicksプロピッカー。モノノフ。

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