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マヤ暦と宇宙シリーズ⑯~白い世界の橋渡し~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「白い世界の橋渡し」(Cimi:キーミー) KIN 66~78を取り上げます。2021年11月5日~11月17日まで「白い世界の橋渡し」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ暦には20の紋章がありますが、その中でもっともコミュニケーション力に優れ、天性のカリスマ性を持っているのが「白い世界の橋渡し」です。
この紋章を持つ方は人を惹きつける魅力があり、いつも沢山の人に囲まれています。人と人を繋ぐことが得意ですが、人だけではなく、いろんなモノやコトの橋渡しをする役割を担っています。
とても視野が広く、世界に羽ばたくようなアーティストやスポーツ選手にも多い紋章です。宇多田ヒカルさん、オノヨーコさん、大阪なおみさん、池江璃花子さん、大野将平さんなども「白い世界の橋渡し」の人たちです。

そんな「白い世界の橋渡し」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に白い世界の橋渡しのエネルギーが降り注ぐ期間となります。
“繋ぐ”ということが「白い世界の橋渡し」のテーマですが、“あの世”と“この世”の橋渡しでもあるので、死に関することやスピリチュアルな事柄にも意識が向きやすくなりそうです。
たとえば、「今日で人生が終わるとしたらどんな一日にするだろう?」ということを真剣に考えてみたりするのもたまには良いのではないでしょうか。
やりたかったのに今まで我慢していたことや、自分にとって本当に大事なものに気づけるはずです。

「白い世界の橋渡し」の13日間は、古き自分から新しき自分へと生まれ変わる期間です。不必要なものや執着心を手放すことで、気持ち新たに未知の世界へ前進できるようになるでしょう。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「橋渡しの力」「死と再生」「繋ぐ」「広がる世界」
自分のまわりに「この人とこの人が出会ったら凄いことになりそう!」と思う人がいたら積極的に紹介してあげましょう。素晴らしい人同士を繋ぐことで、自分自身も同じステージに上がることができます。人を繋ぐことはエネルギーの循環になります。人のためにしてあげることは、巡り巡って自分のためにもなっていきます。

☆白い世界の橋渡しの人の恋愛☆
社交的な「白い世界の橋渡し」は、たくさんの出会いのチャンスに恵まれています。
温厚でおもてなしの気持ちが強く、相手の笑顔を見ることが喜びとなる人です。
好きになる異性のタイプは、心が広くて尊敬できる人。そして、世界を股にかけて活躍するようなスケールの大きな人に惹かれる傾向があるようです。
「白い世界の橋渡し」の人へのアプローチは距離感を大切にし、時間をかけてゆっくり信頼を得ることです。一緒に大きな夢を追うと、よりいっそう親近感をもたれやすくなるでしょう。

マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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