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マヤ暦と宇宙シリーズ⑱~黄色い人~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「黄色い人」(Eb:エブ) KIN 92~104を取り上げます。2021年12月1日~12月13日まで「黄色い人」のエネルギーが流れる13日間となります。

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マヤ暦には20の紋章がありますが、その中でもっとも生き様にこだわっているのが「黄色い人」です。何よりも束縛を嫌い、自由な意思と信念をもって生きています。強い感化力の持ち主で、日常の小さな幸せにも気づくことができ、いつも喜びにあふれています。また、自分が感動したことを波紋のように広げていくことが得意です。

「黄色い人」の代名詞のような方に、ビッグボスこと新庄剛志さんがいらっしゃいます。その自由な発想や行動は、大胆すぎることもありますが、不思議と不快な気持ちにはなりません。根底には「喜びをみんなと分かち合いたい」という思いがあるからでしょうか。
センスが良く、一芸に秀でている人が多いのもこの紋章の特徴ですが、好きな事に打ち込むことの素晴らしさと、自分の決めた道を極めることの大切さを教えてくれるようです。

そんな「黄色い人」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に黄色い人のエネルギーが降り注ぐ期間となります。
この時期は、自由な感覚で柔軟に生きようとするエネルギーが流れています。好きなように、感じるままに、自分が心から感動できるものに没頭してみましょう。
楽しさに感化されることで考え方も広がっていきます。
まわりを気にしない“自由な発想”や“思いつきの行動”も時には必要です。「何が大切で、人としてどうあるべきか」を自分に問いかけながら過ごしてみると、大きな気づきを得られそうです。そして、自分らしい生き方にこだわることで人生の「道」を切り開いていけるでしょう。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「自由意志」「感化する」「常識」「人の気持ちを理解する」
心を動かすことでエネルギーを活性化することができます。
この時期は、映画や舞台、ドラマなどを見る機会をどんどん増やしましょう。登場人物に深く共鳴することや、自分が感動できるポイントを知ることが大事です。

☆黄色い人の恋愛☆
自由を愛し、自分の選んだ道を極めていく「黄色い人」にぴったりな相手は、温かくサポートしてくれる人です。いつも穏やかに微笑んで、自分をフォローしてくれるような相手がいたら好きにならずにいられないでしょう。
「黄色い人」はファッションセンスも良く、インテリアなどへのこだわりも強いです。一緒にウインドウショッピングを楽しみ、お互いの趣味を知ることや、おしゃれな空間でのデートがおすすめです。

カップル

マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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