見出し画像

マヤ暦と宇宙シリーズ⑬~青い手~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「青い手」(Manik:マニーク) KIN 27~39を取り上げます。
2021年9月27日~10月9日まで「青い手」のエネルギーが流れる13日間となります。

画像1

20の紋章の中で、いちばん優しくて人を癒す力をもっているのが「青い手」です。まわりの人を包み込むような穏やかなオーラをまとい、献身的に尽くすことが自分自身の喜びにも繋がっていく人たちです。

マヤ語では「青い手」のことをManik:マニークと言いますが、癒しの“手”とチャンスをつかむ“手”の両方の意味があります。この紋章はセラピストやヒーラーなど癒しのエネルギーを持っている方はもちろん、手を使う事でチャンスを掴みとり、素晴らしい才能を開花させている方にも多く見られます。例えば、プロゴルファーの石川遼さん、書道家の武田双雲さん、料理家の平野レミさん、脚本家の橋田壽賀子さんなども「青い手」の方々です。
そんな「青い手」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に青い手のエネルギーが降り注ぐ期間となります。手にパワーが漲るので、チャンスを掴みやすくなりますが、そのためには“開いた手”であることが重要です。“手”と“心”をオープンにしておくこと、自分の中の狭い価値観や先入観を捨てて、新しい世界を知ることを意識しておくと良さそうです。

「青い手」のテーマは癒しです。まわりの人だけではなく、自分自身も癒すことが大切です。このコロナ禍の中で、癒しは一番必要なものかもしれません。相手から優しさをもらったら、自分からも惜しみなく愛のエネルギーを分けてあげましょう。優しい言葉と思いやりの循環で、素晴らしい世界を作りだしていくことができますように。

画像2

☆宇宙とつながるキーワード☆
「癒し」「遂行」「理解し把握する」
青い手の時期は何事にもひと手間かけてみましょう。人が見ていないところで、どれだけ努力できるかがチャンスを掴む鍵となります。自分のことは自分が一番よく見ています。
小さなことでも達成感を味わうことが自信にも繋がるはずです。そして、誰かの役に立ちたいという気持ちで過ごしていると、必ず自分に優しさとなって返ってきます。

☆青い手の恋愛☆
「青い手」の人といると、なんだかとても癒される…という方は少なくありません。好きになった人にはとにかく尽くすタイプなので、時には相手を甘やかしすぎることもあるようです。線引きをしっかり決めて、お互いのバランスを大事にしていくと良いでしょう。
想う気持ちが深いので、過去の恋愛が忘れられないのも「青い手」の特徴ですが、全ては良い経験だったと前向きにとらえるようにしましょう。心の痛みが大きいほど人を理解する力に変わり、献身的な優しさは幸せな愛を必ず引き寄せてくれるでしょう。

画像3

マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?