見出し画像

やっぱり新しい音楽は聞こえてこない

テレビ朝日 日曜夜の「関ジャム 完全燃SHOW」で、毎年恒例「プロが選ぶ2023年マイベスト10曲」が発表された。いしわたり淳治、蔦谷好位置、川谷絵音が、2023年リリースの楽曲からベスト10を選んでいた。

私は昨年と3年前もこの企画を見て、「オレ新しい曲全然知らないよー!」「オレって遅れてるのか ⁈」と少なからず "焦りモード" で記事を書いた。

記事をお読みいただいた皆様から「私も知りませんよ」のコメントを多数いただき、私は少し胸をなでおろした訳で。

***

      ⇩ 昨年と3年前の記事 

*****

今回3人が選出した「2023年 マイベスト10曲」がこちら。

28組のアーティスト、30の楽曲が選ばれている。
私が知っている曲は、"YOASOBI" の「アイドル」のみ。と言ってもそれを歌える訳ではなく、聞いたことがある程度。知っているアーティストは5組。その中で一番よく知っているのは "anoちゃん" だった。

今年もまぁほとんど知らないという結果だったが、そのことでの動揺はもう無い。「45歳以上のほとんどの人は私と同じようなレベル」ということが、昨年いただいたコメントから想像できるから。私たちが今居る場所は、新しい音楽の往来からはだいぶん遠いようだ。

今回選者3人の選曲は全く重複無くバラバラ。2年連続で選ばれているのは "ちゃんみな" のみで、あとは新登場のアーティストばかり。幅広い分野で、新しい才能がどんどん現れているということなんだろう。

【余談】昭和の時代にこんな企画をやったら選定曲に重複はたくさんあったはず。「喝采」「また逢う日まで」「北酒場」「襟裳岬」「時の流れに身をまかせ」などは全員が入れただろう。

番組の中でいくつかの曲が紹介されていた。私にも、彼らの溢れんばかりの才能が分かる。その旋律、巧みな転調やコード使いは、複雑だが滑らか。そこまでは私にもギリギリ分かるのだが。

最近の音楽の進化は「目にも止まらぬスピード」。King Gnu や 髭ダンの歌は難し過ぎて私には歌えない。私に新しい音楽は聞こえてこないことは分かったので、もう取り乱すことはない。従ってこの類の記事はこれで書き納め。来年は書かない。

そして私は自室で "斉藤和義" 「ウサギとカメ」の弾き語りを続ける。

< 了 >


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?