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ブルバスター 第1話「ブルバスター起動!崖っぷち中小企業が立ち向かうのは、謎のバケモノ!?」雑感

北九州市を舞台にした、お仕事ロボットアニメ。初回はロボットアニメのお約束、主人公がいきなりロボットに登場して敵と戦い、勝利するをやってくれましたね。

私は生まれが小倉北区で今も実家は北九州市にあり、年に2回は帰省する身。そのため北九州市は、まあ故郷と言っていい土地なので、地元愛多めなレビューができたらな、と考えています。
公式も結構北九州推しの宣伝してくれている様子で、アニメが始まる前に配信されているYou Tubeでも、北九州の観光名所等を紹介してくれている模様。なお、メインキャラクターの一人、白金みゆきを演じる高田憂希さんは、北九州観光大使でもありますね。小倉駅からすぐのオタクビル、あるあるCityにもよく来られるみたいです。

さて、第1話では沖合にある龍眼島に出現する謎の害獣「巨獣」を駆逐するために出動するのですが、公式X等の情報ではこの龍眼島のモデルは猫が沢山いて猫島としても有名な藍島。

藍島は小倉北区に属していますが、地図から見ると、若松区の北。そうすると主人公沖野鉄郎が出向してきた波止工業は、若松区にあるのかなー、とか想像したりしてました。

オープニングでは、関門海峡や若戸大橋など、北九州市の観光シンボル的なスポットだけでなく、モノレールの駅なども写っており、うん、ローカルアニメやねー、とニヤニヤしながら見てました。

主人公たちの名前のどこかに、鉄やアルミ、白金といった金属が入っているのが面白いですね。北九州市が製鉄都市だったからか……?

経済的に正しいロボットアニメを標榜している本作ですが、1話では経費の部分は描かれず、契約をちゃんとしないと出動できないという縛りが描かれていました。確かにそれはそうで、コンプライアンスがしっかりしているアニメだなあ、という印象を持ちました。社長の田島さんやパイロットの武藤さんは焦っていましたが、島は現在無人だそうで。人命に関わらないならば契約優先かなあ、という説得力がありました。ただ、巨獣が暴れて家屋や施設が壊される被害は避けられないようですが。
「経済的に正しい」部分は今後描かれるのかな?OPにも弾薬は何発まで、って出ていましたが、結構命懸けの仕事としては苦しい選択な気がしますが……。

主役メカであろうブルバスター、顔は無い、5mほどのロボットで、見た感じはパトレイバーの作業レイバーっぽい印象です。ビークルモードで移動、戦闘時にロボットモードに変形するようで、重機っぽさはありますが、結構かっこいいと思いました。
沖野さんはロボットマニアっぽく、戦闘時にガンバスターよろしく腕組みして強攻撃するなど、戦闘のカタルシスもそれなりにありました。

お約束踏襲で状況説明などは少なめでしたので、きっと次回は説明回になると予想しています。
それにしても、エンディングに次回予告挟む演出はいいですね。OPもEDも、毎回飛ばさずにじっくり見ていきたいと思いました。

第1話では港からいきなり島に行ったため、そんなに地元感はありませんでしたが、今後、巨獣が島を超えて、北九州本土に上陸する展開等あるのでしょうか(そうなると一零細企業の責任範疇を超えそうですがw)?
折角「北九州市が舞台!」とアピールしていますので、名所で暴れる怪獣も見たいところですが……さて?

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