制作者の方々は、少し昔のロボットアニメのいい雰囲気を最後まで描き続けたい、という熱意を持っているんだな、と確信しました。このまま盛り上げて、シーズン2も駆け抜けて行ってほしいものです（あるよね？）。

さて、第11話はシーズン1のクライマックス回。最終回前に激しい戦闘が続くお約束そのままに、迫りくるシルヴァーストームをAO結晶で誘導し、ロックタウンから離れたところで迎撃戦をするドリフターたちの奮闘が描かれていました。特に今回はマイケルが輝いていましたねー。ボブとの掛け合いでおかしさを醸し出しつつも、戦闘力はダントツ。伊達にアヴァンチュールのリーダーを務めてませんね。

その裏で進む陰謀も。ここに来て登場する黒幕っぽい人、ヴァイスハイト。黒仮面の上司っぽい人で、楽園への鍵を探すのも全て彼の企みなのか？声も梶裕貴で、これから活躍してくれそうですね。
そんな組織にカナタの排除を命じられるシエル。結局命令には従わざるを得ないのが、メイガスの悲しい定めなのでしょうか。躊躇しながらも実行しようとした瞬間に黒仮面の命令変更で事なきを得ましたが、今回の出来事あhシエルの心に何を残したのか……？

メイガスの心と言えば、ノワールの心情もまだまだ見えないところが多いです。カナタは彼女のためにデイジーオーガのカスタマイズを進めていましたが、ノワールはノワールでカナタのためにもっと役に立ちたいと思っている様子。11話ではまでノワールが目立った活躍をするシーンがありませんでしたが、終盤復活したトキオがカナタを「相棒」と呼んだ際に複雑な表情をしていた辺り、色々思うところがある様子。最終回でどんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。

そして上記にあるように、トキオの復活です。1クールアニメが一般的になってから多いパターンですが、負傷してからの復活が早い早い。ですが、ずっと関わりを避けてきたようなマリアとの会話もあったり、短いながら見どころの多い復活だったと思いました。シンデュアリティノワールはこれくらいの軽さがいいですね。

さて次回恐らく最終回「Mirage of the Ideal」。残ったコアをどう攻略するのか？謎の組織は最終回で爪痕を残すのか？ランゲは星になったままなのか？
最終回が楽しみです。