機動戦士ガンダム水星の魔女 第15話「父と子と」雑感
I'm your father … No!!!
果たしてミオリネとスレッタの合流はいつになるのか……との思いで上げたサムネイルです。
1/144スレッタとミオリネは、ビルダーズパーツHD MSフィギュア01をそれっぽく塗りました。
スレッタの出番、わすれった……。
今回は地球メイン。父と子は、シャディクとサリウス、ミオリネとデリング、そしてグエルとヴィム、フォルドの夜明けのオルコットとその息子のことでもありましたね。
どん底のグエルの復活らしきものも見られましたが、それが希望に写らないほどの死。特に子供の死はかなり重かったです。
クワイエット・ゼロが争いの無い世界を作る、そのスタートラインはノートレットのアイディア。デリングとの出会いも、決して政略がらみではなかった様子。本当にレンブラン家は少しずつ通じ合ってきましたね。
一方でシャディクも、彼なりのやり方で、スペーシアン優位の世界を変えていこうとしている様子。学園でみられた、歪みはあっても保たれていた秩序が、本当は血と憎しみにまみれた世界に目を背けて作られたつかの間の楽園だったことを、ここまでヘヴィに描き出すとは。
ここから先、きれい事と憎しみがぶつかり合って、どのような結末に向かうのか。この物語はなんだかんだいって、スレッタとミオリネの家庭事情で終わる、小さな世界の物語に終始すると思っていましたが、なかなか複雑なシナリオを用意しているようで、個人的にとても嬉しいです。あと地味なポイントで、この世界には軌道エレベーターがあると知れたのもとても良かった。
次回第16話「罪過の輪」。プロスペラ母さんのナレーションが不穏ですが、そろそろクライマックスに向けて、物語も大きく動き出しそうな気がしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?