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機動戦士ガンダム水星の魔女 第24話「目一杯の祝福を君に」雑感

最終回タイトル予想、惜しい!祝福よりさらに、目一杯かあ。
でも最終回で祝福が流れるのはやはりいいものです。

スレッタとミオリネの旅も今回で終わり。予想以上にハッピーエンドで少しびっくりしているくらいです。

クワイエット・ゼロ内でそれを使わなくてもエリクトといられる世界にできると言うスレッタ。パーメットスコアを上げた先に、エラン4号も。今回5号もオリジナルも登場で、花江さん大忙しでしたね。
スレッタだけがエリクトのパーメットスコアを上げられる。リプリチャイルドの能力だったのか、彼女の個性だったのか。互いに理解し合っていたからこその高め合いだったのかもしれませんね。

プロスペラの目的が復讐からエリクトが生きられる未来を作ることに変わっていた。確かにクワイエット・ゼロ使ってもベネリットグループやデリングへの復讐には直接繋がりませんしね。お母さんの心情は劇中一切明かされませんでしたので、どこで変わったのか、どういう葛藤があったかは分かりません。ですが、確かにミオリネに復讐心を敢えて伝えていたり、本当に復讐を望んでいるなら不自然な行動はありました。あの辺も伏線になっていたんですね。

スレッタとシャディクの画策は、ベネリットグループの解散。なるほど攻撃の理由を無くすいい手です。暴力装置を使わなくてもやれることはある。確かにシャディクが脱帽するわけです。
それでも撃ちたい議会連合の議長。ハッピートリガーですか……。
そこは今回の主役、ガンダムキャリバーン+エアリアル+シュバルゼッテ+ファラクトのパーメットスコアめちゃ上げて粒子レベルで色々やってオーバーライドしちゃいました攻撃。てっきり主砲で撃ち抜く展開かと思いましたが、スレッタが自分の意思で操るガンダムは、最後まで優しかった。
お母さんもエリクトも救って、スレッタや地球寮の皆とも一緒にいたい。ガンダム主人公の中でも一番優しくて、一番欲張りな主人公だったのではないでしょうか。

きちんとエピローグ、3年後を描いてくれたのも好感が持てました。
大きな出来事があっても元の木阿弥になりそうな雰囲気も。それでも進み続けるしかない、と前を向けるのは、本当に良いメッセージだったと思います。ペトラも良かったね。5号も生きて、ノレアが行きたかった場所を探す旅に。見つかっても見つからなくても、彼にとってここから本当の人生が始まる気がしました。

そしてエリクトよ。ホッツさんに宿るとは、ホントどういうメカニズムなんだい……?ラストのガンダムとクワイエット・ゼロが粒子レベルに分解された描写とスレッタの願いから、きっと世界中のパーメット粒子が緩やかにオーバーライドされて、どこにでもいる存在になったのかなあ、と推測しています。

とりあえずシリーズ総括は後日にして、とりあえず最終回に絞った感想はこれくらいで。
昨年10月から7月まで、新作ガンダムをここまで盛り上がって視聴出来るのはなかなか無い体験でしたので、毎週楽しい時間が過ごせました。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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