今回はまたストレスフルな回でした。融通の効かない堅物出向職員に、セクハラ部長、加えて変異したシロの突然死と、いいことが全くない波止工業とその周囲。
新キャラの鉛は契約に基づき残業もしない正論型社員。最近の新入社員は自分の権利ばかり主張してねえ～、なんて愚痴は実社会でもよく聞きますが、まあ気持ちは理解するにしても、これからの日本社会を考えると、権利は重視したほうがいいと思いますよ。
鉛氏も波止側からは反感を持って描かれていましたが、次回辺りに正しさも認めつつ、波止にも馴染めるようになるんじゃないかなあ。

鉛にイライラする沖野も、人間が小さく描かれていましたね。学歴コンプレックスあるのかな……？まあ鉛の態度にもかなり問題はありますが。
その後のラット捕獲でも二階堂とすれ違い（人命優先ならやむを得ないと思いますが）、本当に今回はいいところがなかった。

猪俣部長のセクハラは、めちゃくちゃ気持ち悪かったです。いや今どきこんなアウト描写見せられるとは。まあ彼も次回酷い目に合いそうですが、きっちり社会的にも制裁を受けてほしいものです。
それはそうと、水原が波止工業にいる時にシロの急変を知らせたのも彼でしたが、巨獣に関してなにか絡んでいる……？波止工業への塩対応も、実は会社の利害が裏で絡んでいたりすると、面白いところですが、さて？

冒頭にも書きましたが、ロボットアニメ見ていてこんなにどよーんとした気分になったのは初めてかもしれません。お仕事アニメの部分もあり、現代と地続きの部分もあるからこその嫌さかも。

次回、これを昇華するカタルシスを頼む……。