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機動戦士ガンダム水星の魔女 第19話「一番じゃないやり方」雑感

相変わらずサブタイトル=その話のテーマ沿った演出がいいですね。今回はニカを通報したマルタン、交渉に挑むミオリネ、そしてエアリアル(エリィ)の一番じゃないやり方に気づくスレッタ。プロスペラとエアリアルの目的と終着点も少しずつ見えてきた模様。

地球と宇宙を繋ぐ軌道エレベーター、ああいう仕組みになっていたんですね。エレベーターと言うからには巨大な構造物があると思っていましたが、ちょっと今まで見たことのないタイプの施設だったので、本話で一番ワクワクしました。あれは結構気軽に地球と宇宙を行き来できそうですね。

地球で交渉人とやりとりを続けるミオリネ、フォルドの夜明けに捕らえられていた時に知り合った子供と再会するグエル、そしてたどり着く真犯人。しかしプロスペラもすでに勘づいていた様子。

そのプロスペラが乗るエアリアル。目的はオックス・アース社襲撃。そこに残ったルブリスタイプにソフィとノレアがいた。そしてオックス・アースを残したのは宇宙議会連合で、シャディクとも繋がり、フォルドの夜明けにガンダムを提供していた様子。なかなか絶望的に黒い話ですね。

ここでプロスペラさんが地球側の戦車を乗っ取って攻撃したことで、紛争が発生してしまったのですが、彼女にスペーシアンとアーシアンの紛争を拡大する意図はあったのでしょうか。この辺はクワイエット・ゼロの正体が判明しないと何とも言えませんが、肉体を持った人間を滅ぼして、パーメット世界で皆暮らす、位のことは考えていそうですね。ちょっとエヴァとか新・仮面ライダーっぽくなってしまいますが。

そんな周囲の陰謀に巻き込まれて凄惨な殺し合いの当事者になってしまったミオリネ。そしてそれを目にしたスレッタ。
失意だった彼女には、それぞれ一番じゃないやり方で傷つき傷つけられた地球寮の仲間が支えてくれる。今回見せた彼女の目の輝きには、間違いなく今までには無かった光が灯っているはず。ここから主人公の出番ですよ。

次回「望みの果て」。ナレーションはノレア。シャディクがモビルスーツを持ち出すところ、またグエルへの敵意も見せているところから、彼らの激突になるのか?スレッタもそこへ参戦?発売日が迫るデミバーディングの出番やいかに?
色々気になりますが一言。「グエルさん、ガンダムにだけは乗らんでくださいよ」(それ別作品……)。

次回も楽しみです。

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