巨獣化が進行し、施設から脱走したシロを捕獲するため、初の市街戦に挑むブルバスター、ですが、耐水性の弱さが露呈して役に立たず、まあ、その前に押さえているときに、猪俣部長が邪魔しなければ終わっていたのですが……。

前半の巨獣シロから逃走する社長たちの動きはとても良かったですね。パニック映画みたいな展開ができるのは、巨獣の大きさがヒグマくらいだからというのもありますね。

本作、よくあるアニメのように、キャラクターの性格が「変わらない」ことをテーマにしているのかな？
アル美は打ち解けないし、鉛は誤解は少し解けるけど、基本的にスタンスは変わらない。他のキャラも猪俣とか、基本的に働かないセクハラ体質が変わる雰囲気ないし。
鉛は、自分の仕事として波止工業が抱える問題を分析、予算をかけない解決案を提案すること考えていて、かつ出向契約を遵守する、ってスタンスなんだろうなあ。法令遵守はいいことだと思うけど、もっと愛想は良いほうが仕事はスムーズだと思うぞ……。まあそれ故の出向元での評判の悪さなのでしょうが。
とは言え仕事への情熱はありそうなので、これから沖野たちとどう絡むか楽しみです。

しかしもし鉛が提案していたクラウドファンディングが実現したら、巨獣の存在も明らかになることに。でも龍眼島に未知の巨大生物居るって世間に知られたら大事になって、波止工業一社が駆除する必要なくなるのでは……。その辺次回以降に描かれるんですかね？

そして一応主役ロボットであるところのブルバスター。今回はいいところなしで、見せ場をアル美に奪われてしまいましたが、今後水中作業用の什器導入に合わせて、パワーアップの機会があるのか。そろそろ終盤に差し掛かっているけど、大活躍してくれるのか？