ストーリーの根幹に関わりそうな情報が一気に出てきた印象のあるエピソードでした。とりあえず情報を整理しつつ色々考えていきたいと思います。

・イストワールは宇宙にある
これは結構意外な事実でしたが、マリアがロケットを作っていたことと繋がってなるほど、と膝を打ちたくなりました。宇宙ステーション的なものがあって、そこにはヴァイスハイト達も独占したくなる「なにか」があると推測されます。
何十年も人が生活しているとは思えないので、メイガスのオリジナル的な、マザーAIみたいな存在がいるのではなかろうかと予想します。

・パスカルの人物像が映像とともに判明
漠然と男性かと思っていましたが、女性だったんですね。ちょっと宮﨑アニメに登場しそうなバイタリティ溢れる雰囲気の方でした。
以前ノワールが思い出しそうになった人物にも似ていましたが、同一人物？
ミステルと地上を冒険している時に偶然イストワールとの通信を行うことが出来たとのこと。旺盛な好奇心と豊富な経験を持っていたことが推測される、短いながらもいい描写だったと思います。

・ミステルが自在にノワールと切り替えられるようになった
ノワールをセーフモードと称し、その人格に関心が無い様子のミステル。本来の機能も取り戻しつつあるようで、自分が望むタイミングで休んだり出てきたりできるようになった模様。とても嬉しそうですが、その一方で沈みがちなノワール。
カナタはイストワールに辿り着く道筋を得てテンションが上っており、そんな変化に気が回っていない様子で、そこにエリーが気づいてくれて、居てくれてありがとう、という気持ちです。
彼女が旅に同行する理由付けにもなって、この辺りの脚本もうまかったなあ、と感じました。

・シエルのスパイ活動も継続中
第1クールから黒仮面ことマハトと連絡を取り合っていたシエルでしたが、今も定期的に連絡を続けていました。今回イストワールの確たる情報を得たことで、いよいよ向こうの目的とぶつかり合うことに。
そしてそんなシエルの行為にも気づいたミステル。
彼女たちの緊迫感溢れるやり取りにゾクゾクしました。

・トキオの目的地も……。
ムートンの昔とった杵柄で目的地を見つけたトキオ。おそらくマハトの行方？カナタの危機を察知したということは、彼らがイストワールに行くことも織り込み済み？マリアから聞いているのかな……？

以上、今回の情報を整理しつつ感想を語っていきました。他にもカナタの特訓シーンの昭和感や、2話連続のシャワーシーンやヤカンからミズをダラダラ流すノワールなど、見所、笑いどころも多いエピソードだったと思いました。

そんなこんなで次回「Duel of fates」。タイトルから複数の運命が激突しそう。

追記：あ、大事なの忘れてた。
・マリアはアルコール分解しながらお酒を飲む
「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率がよくなる」って、アナザーラウンドのマッツ・ミケルセンですかｗ
アル中にならないか真剣に心配になりました。