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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第14話「彼女たちのネガイ」雑感

荒川弘先生の新作マンガ面白いよね……それは「黄泉のツガイ」。
「彼女たち」はニカ、ソフィ、ノートレット、プロスペラでしたね。エリクトも入るのかな?複数の要素が入ったサブタイトルで素晴らしかったです。
(追記:ラウダ先輩を助けて!なペトラの願いも入っているかも)

シーズン2飛ばしてるなあ、と13話見て思いましたが、14話もそのペースは衰えず。ランブルリングでのMS混戦からの地球の魔女参戦で凄惨なプラント・クエタ再現となり、決闘もどこ行ったー?の殺し合いになってしまいました。

出し惜しみが無いのは謎関係も同様で。クワイエット・ゼロの正体からエアリアルの秘密まで、かなりのところまで明かされましたね。
大方の予想通りというかエンディングから隠す無い感じで、エアリアルの中にエリクト・サマヤがいることが明言され、さてこれからどうなるのか?

ランブルリングでは、ハインドリーが初めてまともに戦闘しているシーンや、本来の搭乗者であるラウダが乗るディランザの姿も。エラン5号はファラクトでパーメットスコア上げずに無傷でいるなど、実力の一端が見えた模様。彼が言った「一人で死んでいった奴」は4号なのかな……?あと地球の魔女乱入でレギュレーション違反や、参加者の命の危険を感じてすぐに避難指示出すセセリアさん、良かったですね。MS乗らないのに、伊達にいつも決闘委員会にいる訳じゃなさそうです。

また、今回プロスペラさんがスレッタを学校に送った理由も明言されましたね。それでもまだまだ本心は明らかにしていない様子。ただ、決闘なら命は取られない、って言ってる部分は本心だと感じました。少なくともスレッタの命も大事に思っていると信じたいですね。エリィには並々ならぬ愛情を感じていますが、果たしてスレッタへの思いはいかほどのものなのか。私はまだ、「スレッタはプロスペラが拾ってきた孤児」ではと予想していますが、さてこの辺はいつ明らかになるやら?

地球の魔女の内、ソフィはデータストームの逆流で命を失ったと描写されました。荒廃した大地で何も持たなかった彼女は、戦うことで何か得られたのでしょうか?つかの間の学園生活は、彼女にとっていくばくかの安らぎになったのでしょうか?そんなセンチメンタルな思いは全く語られず失われる命。
12話ラストで「これぞガンダム!」という声が多数ありましたが、私は今回の方がガンダム味あるな、と感じました。

このままシャディクの思惑通り、命の奪い合いが始まるのか?そもそも彼の目的がどこにあるのかまだ見えないのが不気味です。今まで一緒に学園生活を送った者たちが命を失って何も感じないのでしょうか。
また、日常に戻ったと思ったら殺し合いが向こうから襲ってこられた地球寮の面々の今後もとても気になります。終盤でチュチュが見せた献身が、地球寮や株式会社ガンダムの道しるべになりそうな気がしています。
とはいえ囚われの身になりそうな地球寮のメンバーと、マルタンの通報により厳しい立場になりそうなニカ。
まだまだずれてるスレッタの思考を正すためにも、ここはもう、「ミオリネ、早く帰ってきてくれー!!」ですよ。

次回「父と子と」
そろそろ合流の時期じゃ無いかなー?

(4/17追記)
戦闘後、スレッタが涙を流しながら「進めば2つ……」とつぶやいているシーン、視聴者から様々な解釈が出てましたが、私は、母親、エアリアルへの疑問、人を殺してしまった(12話)、ソフィを救えなかったことへの後悔などを、呪文を唱えて抑え込もうとしているけど感情は抑えきれなかった、と感じました。呪縛からの解放が始まっているんですよ。


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