今回はガッツリ「メイガスとは？」を問うストーリーでした。心に響く展開も多し。
シエルのマスターは、ヴァイスハイトでした。しかもヴァイスハイトはシエルの記憶を何度もリセットし、その度にマスターとして辛い任務をさせていた様子。さすがラスボス、かなりの黒さでしたね。こういう役を進撃の巨人でエレンを演じた梶さんに当てたの、何かの意図を感じてしまいます。

ヴァイスハイトの目的は、「メイガスの居ない世界を作る」こと。主目的なのか目的の一つなのかはわかりませんが、終盤の「また裏切るんだね……」の台詞から推測するに、過去にメイガスと何かあってそれがトラウマになっているのではないでしょうか。
この辺、メイガスが母親代わりで彼らの心に共感できるカナタと対になっている印象です。
恐らく彼らの心情のぶつかり合いがクライマックスに来るのではないでしょうか。
「シエルは私の母親になってくれたかもしれないメイガスだ！」とか。

ヴァイスハイトはじめ、トキオや黒仮面の幼年期も垣間見えてきましたね。トキオ、自分たちアメイジアで生み出された、って言ってませんでしたっけ？クローン人間なのかな？
彼らの成績は優秀で、特にヴァイスハイトはその中でもトップ。これは専用機に乗ってカナタに迫る展開待ったなしですね。

そして修復されたデイジーオーガで逃走するカナタたちと立ちふさがる黒仮面（マハト）。絶体絶命のカナタを救ったのは、シエルのメイガススキルでした。メイガスの制御を奪う「歌」がそれでしょうか。実にシエルらしい。
そしてその前にカナタに頼んでインストールしてもらったアプリ。どうやらこれがヴァイスハイトの意を超えて、リセットから再度彼をマスターと呼ぶのを防いでいたようですが、その正体は次回に持ち越し。

次回第19話「Body Double」。替え玉のような意味ですが、記憶をリセットされたシエルのボディに、ノワールの意識をインストールする事を意味するのでしょうか。彼女にはもう会えないのか。ノワールの意識がそれを許さないような気がしますので、次回どういう着地を見せるか、来週が楽しみです。

しかしデイジーオーガが毎回破損して修理したり、トキオのコフィンが換装して印象変えてきたり、ロボットアニメのツボをつきまくっている描写が多くて、本当に毎回ワクワクします。
まだ買ってないけどプラモも絶対作るからねー。