記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

SYNDUALITY Noir 第16話「Noir Rain」雑感

メイガスとは何か?ノワールは他のメイガスとどう違うのか?そしてミステルはノワールをどう思っているのか?にぐっとフォーカスしたエピソードでした。

自己修復の終わりを感じたミステルは、カナタにそれを伝えるとともに、ノワールにも意思確認をする。単なるセーフモードと思っていたらあり得ない行動に、ミステルは彼女なりにノワールに対して思うことがあるのでしょう。ただ、ラストの驚きを見るに、それが何かは知らない様子。

ノワールは自分の存在があと2日しかないと知り、カナタのために料理を振る舞うことに。
街行く先々で気さくに話しかけられる姿から、彼女がすっかりロックタウンに馴染んでいることが分かります。それこそが「彼女がここに居てよい、居るべき」理由なのですが、メイガスの三原則※に縛られている彼女には届かないところがもどかしい。
※メイガス三原則
①〈契約律〉メイガスは、人ひとりと契約を結ぶ。メイガスの側から契約を解除することはできない。
②〈隣人律〉メイガスは、人類の良き隣人として契約者に寄り添う。
③〈成長律〉メイガスは、①②に反さないかぎり、契約者と自らを成長させなければならない。ただし成長の定義は契約者との関係性のなかで常に更新する

今回中盤までのほのぼのエピソードからも別れの寂しさが伝わって切ない内容でしたが、終盤は分かっていても泣ける展開でした。
最後にようやくノワール自身が「ここにいたい、カナタの側にいたい」と願ったことが次回どう繋がるのか。
そしてミステルが見た消去できないノワールのデータとは何か?

次回第17話「Greysih Zone」で明らかになるのか。多分ノワールは元気に帰ってきてくれると思いますが、どんな展開で帰還するか、楽しみです。

この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?