ガバ翻訳:A closer Look at the Worlds TCG Finals

元記事は海外のPokemon公式サイトから

マスター部門 優勝:サイキックパーフェクション

日本の伊東進太郎はオーストラリアのHenryBrand選手と対峙したとき、2回目の世界チャンピオンのタイトルを狙っていました。

とーしんが『ズガドーンGX』を使用したのに対し、Henry側は『ミュウツー&ミュウGX』ツールボックス。

両プレイヤー共にそれぞれの地域で圧倒的な実績を持っていましたが、一般的な見方としては世界大会のステージにおけるとーしん側の経験が、この対戦において優位を得ることが出来ると思われていました。

決勝戦では激しい2ゲームにおいて両プレイヤーのスキルと戦略が試されました。とーしん側は最初の試合、彼は不運な初手でスタートし、『ズガドーンGX』をベンチに置いた後、彼の水平思考と多少の運に頼らなければなりませんでした。(『ビーストリング』が手札に複数枚あり、サポートがない状況、『プレシャスボール』で『デデンネGX』をプレイすることが難しく、『ズガドーンGX』をベンチにプレイ。しかし返しのターンでHenry選手は『カスタムキャッチャー』を揃えることができ、ベンチの『ズガドーンGX』を倒すことが出来た。)

状況がとーしんにとって不利な中、彼は予想外の一撃(『ヒードランGX』のGXワザ)によりHenry選手の『ミュウツー&ミュウGX』を倒し、お互いに激しい戦いが続きました。

しかしながら、とーしんの2度目の世界チャンピオンの夢は叶いませんでした。Henry選手は『ミュウツー&ミュウGX』の特性とマッチアップに関して鋭く理解していたため、最終的に2ゲームを圧倒することになりました。この勝利により、Henry選手はオセアニアからは初のマスター部門世界チャンピオンとなりました。


番外編(ちょっと興味があったので)

「全てのカラマネロデッキに何が起こったのか?」

決勝戦からもわかるように、TAG TEAM GXデッキはWCSのストーリーでした。しかしながら世界大会に至るまで『カラマネロ』の特性サイコリチャージと、それによりパワーアップできるポケモンに対して、多くの誇大広告があり、世界大会前のパワーランキングでは2位にさえなりました。

(参考:公式が出した世界大会パワーランキング)

確かに、『カラマネロ』デッキは世界大会でも一般的に使用されていたデッキでした。しかし世界大会においてプレイヤーが利用する最も人気のある戦略の1つであるにも関わらず、『カラマネロ』を使用したデッキはどの部門でもトップ8に入ることは出来ませんでした

1つの要因としては「『カラマネロ』デッキへの対抗策が十分に整っていた」ということ。例えばジュニア部門を優勝した日本の宮本選手は『ピカチュウ&ゼクロムGX』デッキにサブアタッカーとして『フーパ』を入れていました。

また、シニア部門準優勝のGrant Shen選手のデッキには『フェアリーチャーム ドラゴン』が入っていたため、彼の『サーナイト&ニンフィアGX』は『ウルトラネクロズマGX』や『ガブリアス&ギラティナGX』からの攻撃に対して耐性がありました。

シーズンを通して戦略とデッキリストがどのように発展していくかを見るのはとても面白いです。『カラマネロ』デッキのトップカットへの復帰は見られるでしょうか?それは時間が経てば教えてくれるでしょうが、1つのことは確かです。今回の世界大会はエキサイティングな2020年シリーズの一連の大会の舞台をセットしてくれました!


初めての試みなので、「この部分はこう訳すといいよ!」とか「こういうニュアンスだと思う!」とかあると是非教えて下さい…勉強になります。細かい言い回しは正確にわからないので、かなり意訳もりもりになりましたが、こういう感じで海外記事の翻訳もちょっとずつやっていきたいですね!


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