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『右か左か』の思考停止

 右見て左見て、もう一回右見て、やっぱり左...
みたいな事があっても良いですよね。こと政治の話や、善悪の話になると「右か、左か。」ポジションを決めて、偏っていく人が多いです。

例えば政治の話。

 右の人、左の人、で極端に語られる事が多いです。左の人は、今の政権が何をしても反対する。分かりやすく例えるなら野党ですね。批判的でいるのは構いませんが、意見によっては賛成する事もあるし、反対する事もあるし、でないと、それはただの思考停止です。

 野党の人や左の人は、「取り敢えず反対する」という思考パターンに陥っているので、深い考えに至らず、良い答えに辿り着きません。

例えば善悪の話。

 AIが人間を超えることがが良いか、悪いか。IT寄りの人は良い意見ばかり集めるし、情弱な人は悪い意見ばかり集めます。ベーシックインカムの話をしてみたり、SFファンタジーのような話をしてみたり。

 でも実際にその事が起こらないと分からない事も沢山ありますよね。ケースバイケースな事が殆どだと思います。

どんな事でもケースバイケースな事しかないので、凝り固まったポジションを取り続けると『思考停止』の状態に陥ります。

ではどうすれば思考停止に陥らないか。答えは簡単で、

▽視点を変える事
▽対話をする事
の2つです。
どちらも言葉通りですが、

例えば先程のAIの話を考えるなら、
◎IT系の立場の人なら...
◎農業系の立場の人なら...
◎公務員の立場なら...
◎情弱な高齢者だったら...
と視点を意識的に変えてみる事が必要です。

後者の「対話」は文字通りですが、どうしても視点は凝り固まってきます。最近興味がある事や、よく見聞きしたものに左右されがちになるのは当然です。「自分の視点が凝り固まっているな」と『自覚する』事が対話を通す事で出来るわけです。

 対話相手は自分と似てない人(職業、年代、国籍など)であればあるほど良いですね。

視点の切り替え』『多様な人との対話』を通して、右か左かの簡単な思考に陥る事を防ぐと、仕事でのアイディアに繋がったり、悩みの解消に役立ちます。

 自分のポジションと視点が凝り固まらないように気をつけたいですね。
何かのコミュニティに属している人は特に、自覚する事から気をつけてみましょう。

#コラム #思考法

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