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適正価格

『一杯2000円のコーヒー』
高いと思いますか?それより気になりますか?

 適正価格というのは最近、インターネットで「価格.com」や「Amazon」などで値段を比較する事で、簡単に知れるようになりました。コーヒーの適正価格は300円-500円くらいのイメージが中心かと思うので、2000円というと高い!というイメージがありますよね。

 でも、このコーヒーの味と価値を知っている人からすると安い、事があります。ただこの味と価値は、実際に2000円のコーヒーを飲んで、そのストーリーをバリスタから聞いてみないと分かりません。

 口コミなどで分かるんだけれど、平均値が分かる適正価格とは違って、自分が納得する材料はインターネットに落ちていません。

 そんな訳で、「適正価格」を知っている人は経験豊富な人だなぁと思います。目利きのような番組で、「1億円の盆栽はどっちだ!?」みたいな事をやっていましたが、これも普段から良い盆栽を目にしていればすぐ分かるようですね。

 インターネットで、ありとあらゆるものの、相場としての適正価格は知る事が出来るようになりました。それは騙される心配は無くて良い事なんですが、同時に価値の高いものの適正価格への目利きは出来ない人が増えてきたように感じます。

 私がよくするのは、値札を見ずにこの服、生地とデザイン的にこの価格かな、と予想したり、聞きなれないサービスの価格を予想したりする事です。
たまに大きく外れる事もありますが笑、良いものと、凄く良いものと、そうでもないものとは、やはり自分の目で見分けられるようになっていたいものです。

 今更ですが、写真の「穴無し50円玉」は20万円で買い取られるそうです。知らなければあくまで適正価格は50円ですよね。唯価値を知る人からの適正価格は20万円です。

 適正価格を知る事はものの本質を知る事です。何故高いか、そのもののストーリーと本質を知る事が出来ると、価格では表せない価値を感じることが出来るのではないでしょうか...

冗長な文章にお付き合い頂きありがとうございます。

#適正価格 #マーケティング #コーヒー

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