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SDGsを指針にする事に変わりはない

 そろそろ経済が動き始めるけれど、以前のように戻らない事は誰もが承知している事と思う。個人的に一番気がかりなのが、2030年をターゲットにsたSDGsに投資できる企業が減った事だ。正確には優先順位が下がっていくのは間違いないと思っている。

 本質的には、SDGsに結び付くようなメイン事業を手掛けていれば、自然と投資が集まるような社会システムと空気である筈なんだけれど、そこはまだ追い付いていない。だから、利益の一部をSDGsの指標のどこかにぶつけるようなスタンスの企業が多い今の状況では、遅れは免れない。

 先日、サピエンス前史の著者であり、世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏が、「コロナ対策と同じ熱量で環境問題に取り組まなければ地球はもたない」という話をしていて凄く共感した。それは貧困も同じだし、ジェンダー平等もそうだ、教育平等は寧ろ進んだかもしれない。そんな訳で、今回のコロナでは、国毎のマウントの取り合いがあれこそすれ、世界が一丸となっている、同じ問題意識を持っている、この状態でSDGsに対して取り組めていたら最高だなと思っている。

 個人的にも、ここはコロナ以前以後も何も変わらず、SDGsがMDGsの頃から自分のやりたい事に合致していたので指針にさせてもらっていたし、それはこれからも変わらないと思う。2030年に自分がどんな景色を見て、何を感じていて、何にむかついて、何を愛しているか、分からないけど、ワクワクしている事には変わりはない。今この瞬間を何よりも大切に生きていたい、それも変わりないと思う。

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