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セクシャリティは個性ではない

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 参加報告!
セクシャルマイノリティやLGBTQという言葉の不必要性を考えます。

2日間の代々木公園でのパレード、イベントが終了しました!PRIDE WEEKはGW中、様々なイベントや講演などで続きます。

かなり有名になってきたLGBTQのイベント。2年前は10万人、昨年は15万人、と参加者がどんどん増えています。今年は20万人いくかな?
LGBTの方以外にも、多くの関心が集まっているなと年々感じています。

 イベントは本当にアツい、エモい(最上級の賛辞)内容になっています!
ライブステージの撮影はNGだったので、写真は殆どありませんが...
来年の参考になれば↓↓

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代々木公園ステージ

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タイムテーブル(2日目)

 1日目はなんとm-flo!!! 他
凄い面子ですよね。1日目は原宿を練り歩くデモとしてのパレードがメインでしたが、2日目は音楽フェスとしての側面も持ち合わせていました。今のトレンドにあっているなと思います。

その他企業のブースも楽しく...

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クールジャパン

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弊社お得意のキャンピングカー

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いつも虹色で違和感がない

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自分の言葉で話す人は格好良い

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ドラァグクイーンの皆さんと

 ステージイベントに出演していた方々は、『水曜日のカンパネラ』さんは大好きですが、他の出演者はあまり知らず。でも良い機会だし観る前から評価するのも性に合わないので、殆ど前の方で全ステージ楽しまさせて貰いました。曲を知らなくても感動させられる、面白い、熱いライブで、音楽って凄ぇな、と思わせて貰えるパフォーマンスばかりでした。

『実力✖︎演出✖︎情熱✖︎ユーモア』

どの出演者からもビンビンに感じました。水曜日のカンパネラのコムアイさんが、『カミングアウトして、親ブロックなんかにあったら、私が代わりにキレまくってやる!手紙送りつけるよ!!』という旨を叫んでいたのが印象的でグッときました。

 後、ライブ中に格好良いカメラマンさんがいらっしゃって。
ドレッドヘアーが素敵な女性の方だったんですが、カメラマンに心動かされたのは初めてでした。撮影を楽しんでいる空気感と、観客と気持ちを共有しているような雰囲気があって、凄く格好良かった(最上級の賛辞)です。
カメラマン楽しんでるんだろうなーという。

 あまりに素晴らしかったので後で声をかけたら清原明音さんというフリーカメラマンの方でした。溌剌としていて活力を頂けました。
知らない人に声をかけるのは国内だと抵抗あるし緊張するもんですが(仕事だと何の抵抗もないけど笑)、素敵な職業人を知る事が出来たので声をかけて良かった。働く=遊ぶ かのような雰囲気を醸し出す、楽しんで働いているオープンな人が好きです。

 ステージの出演者さん然り、会場でちらほらお見かけするドラァグクイーンやLGBTの皆さんも、とても響く言葉、プライドを見せてくれたイベントでした。

このイベントを通じて思う事は、LGBTQという言葉の意味を大事に広めなくても良いんじゃないかな?という事です。

 以前noteに書いた『障害者』に関しても同じなんですが、セクシャリティや、他人と違う、一見不自由かもしれない性格や身体はそれだけでは個性になり得ないし、それは多様性が高いだけの人達だと感じます。
例えば普段、ノンケの人の性癖をSとかMとかいちいち分けませんよね。時によりセクハラでしかない。足の速い人を『足の早い〇〇さん』て認識する事も違和感がある。

 それと同じで、マイノリティに無闇に言葉の意味付けをしてなんか「大事にしよう」みたいな雰囲気はかっこよくないし、本質的ではないかなと思います。

皆、自分は自分。誰にもカテゴライズされたくないし、するものでもない。肩書きや定義は、自分の好きな時に好きな事を見つければいい。そんな感じです。

『障害者』『LGBTQ』世間に伝えるには1番分かりやすい言葉をその都度使うのが私流ですが、カテゴライズする言葉に本質的な意味はありません。皆んな『人類』で、『多様性の高い』人達で、個性や多様性がギラギラに光っている、シンプルに格好良い人達です。

 良い出会いと気付きの多いイベントウィークなので、この機会にLGBTQを知りたい、という方は是非調べて、足を運んで、深く考えなくてもいいので、共有する時間を楽しんで見れば良いんじゃないでしょうか。

 来年はオリンピック前、どんな開催になるんでしょう?更にビッグになって世間を巻き込むイベントになることを楽しみにしています。

 最後に弊社のLGBTのパートナー(社員、アルバイト)に向けた2つの人事制度を紹介。
■「性別適合手術のための特別休暇」制度…性別適合手術により連続して5労働日以上にわたり就業が困難であると会社が認めたとき、勤続年数に応じた日数の有給休暇が取得できる。
■「同性パートナーシップ登録」制度・・・申請のあった同性カップルに対し登録した同性パートナーを「結婚に相当する関係」「配偶者と同等」とみなし、これにより慶弔見舞等の特別休暇、育児や介護休職、転勤に伴うサポートや支援を実施。

 本来は法律になるべき事だと思います。
まずは自分の会社から、もっともっと多様性の輝く、皆んなが自分らしく、誇り高く、人生を楽しめる環境を増やしていきます。

アフター行きたかった...!!!

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