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価値の無いモノに価値を付ける行為(SDGsの模索)

 2020が近くなり、最近は2030について議論する機会が増えてきました。
パラリンピックのチケットに応募し過ぎて、全部当たったらちょっと困るなと思っています。笑

▽2030をゴールに設定している1つに、SDGsがあります。
“『誰1人取り残さない』持続可能で多様性と包括性のある社会”を目指す国際目標です。
詳しくは外務省のHPで。

「誰1人取り残さない」めっちゃ良いですよね。
個人的に共感を通り越して“共鳴”しまくりな目標なので、仕事する上でも個人的な活動でも日々意識しております。

▽SDGsの主なテーマは「持続可能」な事なんですが、持続させるかどうか、保全するかどうか、というのはその物の価値を人がどう決めるかによりますよね。

□例えば、太宰治の生家は保全しますけれど、私の生家は保全されません。
その価値を決めるのは人ですよね。

□あと例えば化石。
何万年もの月日が作った芸術作品ですが、何万年もかけて作られる事を知っている人と知らない人とでは、その扱いが変わってきます。

□マニアがいるようなものはマニアにしか分からない(マニア以外保全したいと思わない)価値があるので、極論、価値の無いものなんて無くて、その人がどう意味付けして、保全していくかが大事ですね。

□結論 : 保全する必要があるかの選択は、人の価値観と知識により変わる

▽そんな訳で、SDGsを考える上で、一人一人が持続可能性を考える事が大事すぎる大事な事だと思います。

国が決めた保全すべきものは、勿論間違えていないんだけれど、「誰1人取り残さない」為には、自分が大事だと思うものを大事だと言う必要がありますよね。

 電柱マニアは、電柱を大事だ!と声を上げなければ、技術の発達と共に電柱は無くなります。保全するのにもコストがかかるので、人が作った物は時代と共に淘汰されます。

 個の発信の時代には、好きを好きと発信する事で仲間が簡単に見つかる時代になりました。自分が大事だと思うものにはきっと価値があるので、身近な人の意見で価値を下げずに、自信を持って発信して欲しいと思います。

▽その方がゴチャゴチャしてて面白い世界になりそう。皆んなが違う価値観を剥き出しにしている世界が2030では少しでも見れたら嬉しいです。

 職場で若い子達にSDGsって知ってる?て聞いて知らない人が多くて、2015から言われてるのに、大事な事は耳に入ってこない社会だと嘆きたくなるこの頃です。SDGsの持続可能性を高める事が必要そうだ。笑

#SDGs
#誰1人取り残さない


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