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1月進捗

こんばんは。制作中フリーゲーム「雲間からレグルス」の進捗記録です。

ラスボス戦をつくっているよ

今月はラスボス戦まわりをずっと作っていました。
マップ描いてキャラ描いてラスボスのグラフィック描いて、セリフ考えて演出試して、あと戦闘スキルのエフェクト2つ分描いたらラスボス戦完了!てところで今月が終わってしまいました……もうちょっとだったのに……!
2月に持ち越しです。

ラスボス戦、やることが多すぎて頭パンクしそうになりました。どこから手をつけていいのやら……あんまりシステム的に難しいことはできないので、やりたいこととできることの折り合いをつけていって、なんとか落ち着いたのでほっとしています。

私の場合は、頭パンクしそうな時にはデジタルじゃなくてアナログのメモに、手書きでやることリストを書くと気持ちが落ち着きます。
マップやイベントのアイディアをまとめるときにもノートに手書きで書くと落ち着くし、早めにまとまりやすいです。
前までは設定も下書きも何から何までデジタルデータにまとめていたのですが、ようやく自分にとって落ち着く制作スタイルが見つかりました(遅い)

・アイディア、下書き、やることリスト
 →アナログのノート・メモ帳(気負わずガッサガサ描ける)

・キャラやシナリオの設定、変数メモ
 →エクセル(見返しやすい)

・テストプレイに使うバグ発見メモ
 →パワポ(SS貼りたいので)

って感じの使い分けが今んとこやりやすいです!


素材描きたくない問題をどうするか

2021年中で完成させるつもりだったのに結局年明けてしまい、一応張りつめていたものがあったのか、初旬あたりで気が抜けてしまって
なんかもう……素材を描きたくない!!!!
1か月くらい制作から離れて休みたい!!!!
って気持ちになって、どうしようか悩みました。

できるだけ楽しくこのゲームはつくりたいし、コンテストに応募するつもりもないので締め切りもないし、ガッツリ休んだ方がモチベあがるならそれもいいな~て思ったんですが
1か月も休んでしまったら制作から心が離れてしまって、もう戻れなくなりそうな恐怖もありありありあり……あり…

こうほぼ毎日作業してると頭の片隅にずっとゲームがいるのですが、1週間とか忙しくて作業できないと、どんどんゲームの記憶がふわっとしてくるんですよね……と同時に「作業しなきゃ」という焦燥感もうすれていってしまう。怖いので無理やり作業に自分を戻すと、また元通りになるけど。

その「作業しなきゃ」の焦燥感が重いから休んでリフレッシュしたいけど、焦燥感がなくなったらエターナってしまうんじゃないかというジレンマ。さすがにラスボス戦までいったのにお蔵入りになったら悲しすぎるので、ここは耐え時やろがいッと、1か月休み希望→いや1週間…→いやいや3日。だけ。休みにしました。自分をぜんぜん信じられない。

そのかわり、「素材描きたくない問題」がなんで起きたのか考えてみました。そして長期休み以外で解決策を探ってみました。

たぶん、素材を1枚頑張って描いても、描かなくてはならない素材リストはまだまだ山盛りなのが分かっているので、終わりがない。のがつらいのかなと。

なら、私が分裂して、私が寝ている間にもう一人の私が素材を描けばいいのではないかとひらめきました。ただ私は分裂できないので、分裂した体で、作業した間の記憶をなくせば「寝てる間に素材完成してる~~~!やった~~~!」の状況をつくりだせるのでは……?

ということでできるだけ虚無になって素材をつくるようにしています。

あとは素材を描き上げても達成感がないのがしんどいのかもなと思って、ここまで描いたら1日休み!みたいな目標をちゃんと決めるようにしました。結局これ解決法が休みやん。休みしか勝たん。休み最高。

最近買った制作に参考になりそうな本

ラスボス戦でいろいろ作ったのですが、悲しきかなラスボス戦なので載せられるスクショがない。ので最近買ってうひょーとなった素敵な本たちを紹介しようと思います。


fouatonsの空想博物館

私が考えるキャラクター、全員ユニクロ愛好者みたいになるのが悩みでして。いやよくいえばシンプルなんで、まあいいかってレベルなんですが、戦闘でバーンとでる敵グラフィックはさすがに脱ユニクロにしたいなと。思うところあり。

ファンタジー舞台とか現代とか昔の時代の服参考資料なら見つかるんですが、なかなか求める雰囲気の本が見つからなくて(ゴリゴリファンタジーじゃないけど少し現在とは違う服がいい、少し未来感あってほしい)
悩んでいたところに出会ったのがこの本です。

服だけじゃなくて小物や靴もたくさん載ってて、参考用じゃなくても見てるだけで心が華やぎます。男性用のも女性用のも、か、か、か、か、かわいい~~……かっこいい~~~……


世界のダンジョン

人が住んでいる家の室内より、外の風景や、廃墟を描くのが好きです。どうやら。
表紙見て「こういうマップのゲーム好きだなあ」と思って買っちゃった。
マップの色味に参考にしたり、パラパラみてアイディアもらう用に。
200Pくらいあって1ダンジョン2Pとかで乗っているのでボリュームも結構あってありがたい。


ロスト・シング

ショーン・タンの世界観は……すごい!
ロスト・シングだけじゃなくて、他の著作にも言えることですが、このちょっと変で不思議であたたかい、ゴチャゴチャした世界がとても好き。
この世界の中で暮らしたい。

ショーン・タンの絵本で一番最初に読んだのは「アライバル」の方↓
でかすぎて購入を迷ったのでとりあえず図書館で借りました。
最後の方のマップに参考にさせてもらった部分あります。
この、表紙の右側の謎の子がね……かわいいんですよう……


英国建築の解剖図鑑

ラフっぽいタッチの絵と彩色が素敵。細部は省略しつつもまとまりがある線と配色・影に憧れがあり、勉強になるなあ&ドット絵に落とし込みやすそうだなあという魂胆
あと全部真正面からの絵なのが、それってサイドビューマップを描け……ってこと……?
サイドビュー今後つくるかわからんけど、サイドビューで英国ぽい街並みマップにしたいなら絶対これいいなと思いました。

あと単純に窓とかドアとか尖塔とか見るの大好きなんですよね。
絵に惹かれて買ったけど、英国の建築の歴史が時代ごとに詳しく解説されててそれも興味深かったです。建築の流行の移り変わりは時代の社会背景を反映してるんだなあ。羊毛教会なんてはじめて知った…もこもこしてそう。


旅する小舟

ティム・バートンやサルバドール・ダリや
ジャック・クストーの血を脈々と受け継ぎ、
ショーン・タンとエドワード・ゴーリーを両親にもつ
水棲の子供……とでも言えば、
この本の素晴らしさを少しでもわかってもらえるだろうか。
(ブライアン・セルズニック)

ええっそんなの絶対好きじゃん…と思って買ったらめっちゃ好き
これ本当に手書きなのかな…と疑うレベルの緻密で繊細、時にダイナミックな絵は時間を忘れてずっと眺めてられる
海底の世界や未知の種族が住む架空の文明都市とか、みてるとわくわくして創作意欲がわくような気がする

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