【レポート】エリマキトカゲ――ブームになったからといってゲームになるわけではない

いきもの名:エリマキトカゲ
学名:Chlamydosaurus kingii

【登場するゲーム】

塊魂TRIBUTE
世界の果てまでイッテQ! 珍獣ハンターイモトの大冒険
みんな大好き塊魂アンコール

 有鱗目(トカゲ目)アガマ科のエリマキトカゲ。ウーパールーパー、ダイオウグソクムシ、チンアナゴ……。これらのいきものは日本でブームとなったいきものだ。そして、今回取り上げるエリマキトカゲも、車のCMがきっかけとなり、ブームが起きた。

 1984年にこのCMが流れてから、エリマキトカゲはブームになった。その結果、ゲーム世界のエリマキトカゲが増えたか……というと、実はそうでもない。いや、ちゃんと言うなら、エリマキトカゲの認知度はゲーム世界でもちゃんと高い。だけど、実在する「エリマキトカゲ」の姿でいることはあまり多くない。

オーストラリアで1番派手なトカゲで、首のまわりのフリルが名の由来。フリルをカサのように広げていかくする。二足歩行で逃げる姿が有名。
生息地:オセアニア地域、オーストラリア北部、ニューギニア南部

『世界の果てまでイッテQ! 珍獣ハンターイモトの大冒険』

 エリマキを広げてバタバタ走る姿はとても面白い。塊魂シリーズはダバダバ動く状態で捕まえることができ、面白い。
 ゲーム世界ではエリマキトカゲをあまり見ることがないと言ったが、エリマキトカゲをモデルにしたいきものというのはチラホラ見ることがある。有名なところで言うなら、モンスターハンターのドスジャギィも似ているといえば似ている。

モンスターハンターシリーズより、ドスジャギィ

 これがエリマキトカゲがモデルであると断言するわけではないが、恐竜にもエリマキトカゲにも似ている。このエリマキのユニークさは細々と語り継がれていくのだろう。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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