【レポート】コブシメ――シマウマはお嫌いですか？

ゲームのいきもの研究所

2024年5月11日 17:13

いきもの名：コブシメ
学名：Sepia latimanus

【登場するゲーム】

　コウイカ目コウイカ科のコブシメ。フォルムがかわいいイカだ、求愛しているときや興奮しているときなどに体色を変化させるらしい。『海底ハント』によると白と黒の縞模様を見ると萎縮してしまうらしい。なんでだろう……。
　ゲーム世界でも、このイカは人気だ。イカの目だけ見てみると凛々しく見えるが、やはり体のぷっくり膨らんだようなフォルムがかわいらしい。幼体であってもそのぷっくり感があり、とても良い。実際に見てみたいくらいだ。

全長約60㎝。
銅全体にヒレが広がり、胴の下には10本の腕が生えている。また、触腕（しょくわん）という2本の長い腕があり、その先には約80個の吸盤が5列に並ぶ。特に、中央にある数個の吸盤は巨大なものとなっている。寿命は短く1年～2年といわれる。
【海のナイト】毎年、サンゴ礁で産卵を行い、メスが産卵している間、オスはメスを守るように近くを泳ぐ。そして、敵が近寄ると体色を変化させて威嚇するのだが、この時、敵のいる側だけ威嚇の体色で、メスの側は通常の体色という、左右まったく違う体色になることがある。この行動には、メスに余計な心配をかけず、産卵に集中してもらうといった意味があると思われる。

『FOREVER BLUE　海の呼び声』

　卵はサンゴに産み付けられるため、サンゴを注意深く見ていると見つかるかもしれない。ゲーム内で見つけるとは思わなかった。ここまで表現してくれているゲームはすごい。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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