【レポート】シイラ――トビウオを追って6m飛ぶ魚
いきもの名：シイラ（別名：マヒマヒ）
学名：Coryphaena hippurus
【登場するゲーム】
chillquarium
Maneater
アクアノートの休日2
スズキ目シイラ科のシイラ。この魚を知らない人はいるかもしれないが、意外と食べたことがある人は多いかもしれない。九州のほうに住んでいたときに、お弁当に入っている白身魚フライが「マヒマヒ」のものであったことがある。ああいう白身魚はタラとかそういうのではないかと思っていたが、マヒマヒも使われているところはあるらしい。
ゲーム世界でも、リゾート地でゆったりとすることがある。そういう場所にシイラはいる。『Maneater』ではどこか分からないリゾート地で人が泳いで楽しそうなところの下で、サメに食べられている。話題の『龍が如く8』ではハワイでマヒマヒを食べる文化について言及されたり、実際に釣ったりすることができる。
全長約2m。
体は長く、体幅が狭い。また、頭部が張り出している。体色は背面が濃い緑色で、腹面は金色と銀色が混じり、輝いているように見える。おもに秋のマリジ環礁で見ることができる。
オスの頭部が成長とともに張り出していき、特徴的な顔立ちとなる。死ぬと体色は青白く変化し、生前の輝きが無くなる。表層に生息し、浮遊物の下にいることが多い。
泳ぐ速さは時速60kmを超え、エサとなるトビウオ追う。さらにトビウオが海綿に飛び出すと、それを追ってジャンプすることがあり、その高さは6mに達するといわれる。
ゲーム世界でも人気のシイラだが、その気性はのんびりというよりも、執念深いと言ってもいいかもしれない。シイラが跳び上がる場面は見たことがないが、あるとしたらすごい迫力だろう。『AQUANAUT’S HOLIDAY～隠された記憶～』では「共食いをすることがある」とも言われるほど、獰猛な一面も持っている。これらの情報を知っているかどうかによって、今後もゲーム世界でシイラを見たときの緊張感が変わるかもしれない。……釣る上では問題ないけれど。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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