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【雑記】Steamウィッシュリストに入っているいきものゲーム紹介ーー近い未来に発売されることを祈って

 先日、『FOREVER BLUE』シリーズの最新作がNintendo Switchで発売されることが報じられ、ゲームいきもの研究所も盛り上がり、その最新作をみんなで楽しみにしています。

 さて、世の中には多くのゲームがありますが、そのゲームの中には「作っている途中であり、まだ発売されていないもの」という状態のものがあります。Steamでは「近日発売」と表記され、発売されるその日を待っている……というものです。
 ある研究員が調査の中で「これ、いきもの関係あるかもしれない」と思った作品をどんどんウィッシュリストに入れるため、研究所のウィッシュリストは600を超えています(その何割かは研究と関係ない気がしますが……)。
 そんなウィッシュリストで待っているゲームたちを、せっかくなのでこの機会に紹介していきたいと思います。

①Whale Fall

 これは日本人の山根風馬さんが製作中のゲームで、海洋探索ゲームのようです。先に挙げた『FOREVER BLUE』を彷彿とするゲーム性ですが、プレイヤーが人間ではなくいきものであるため、海のいきものの生活に浸るという没入感は高いのではないかと思います。
 グラフィックにも力が入っているため、早くこの海の世界を楽しみたくなりますね。

②Photography Simulator

 ここから少し同系統のゲームが続きます。写真撮影系のゲームです。写真撮影というと、『AFRIKA』や『ポケモンスナップ』が思い出されますが、いきもののリアルな生活を眺め、その瞬間を切り取るというところに撮影系ゲームの魅力を感じます。
 この『Photography Simulator』は主に野生動物を撮る写真撮影シミュレーターであり、ゲームの紹介動画からは『モンスターハンターワールド』のように野生動物の痕跡を追っていきものにたどり着くようです。
 多くの言語で発売予定であり、日本語もリリース予定です。また、現在はデモ版も公開されています。

③Snapshot Aquarium

 Steamにはアクアリウムゲームが多くありますが、アクアリウムで写真を撮ることをメインに置いているゲームというのは少ないのではないでしょうか。
 ゲーム紹介動画からは、撮った写真が大きさや焦点などでスコア付けされ、そのトータルスコアが出るようになっているようです。そのゲーム性は『ポケモンスナップ』を思い出させますね。

 ……実は2023年に似たゲームが発売されています。

 これはドット絵の魚であり、水の中にダイビングして魚を撮るようです。580円と安価ですが、日本語が対応していません。実在の魚が出るのかはまだ調査できていませんが、気になるゲームですね。

④Birding Simulator

 研究員たちが鳥の記事を書くたびに「鳥がメインのゲームって少ないよなー」「もっと鳥ゲー、野鳥観察とかできるやつ出ればいいのに」と記事を締めくくることが多くなりました。それほどまでに、鳥のゲームは少ないことがうかがえます。
 このゲームは待望の野鳥観察ゲームです。思えば、写真撮影系ゲームが出るのであれば、野鳥観察だってできるはずです。問題はニーズかと。本格的な野鳥観察のゲームであることがうかがえますが、残念ながら日本語の対応は今のところできていません。英語でもプレイできるかな……。

⑤Zoo Simulator

 動物園を作るゲームというのは、『Planet Zoo』と『Zoo Tycoon』が二強のように存在しています。しかし、だからといって他が発売されないわけではありません。
 これは『Animal Shelter』を作った会社が作る動物園経営シミュレーションゲームです。グラフィックは3Dでリアルに作られています。先の二つと差別化される内容はまだわかりませんが、その二つにいない動物がいると面白いですよね。
 日本語モリリース予定になっています。

⑥Super Zoo Story

 こちらはドット絵の動物園経営シミュレーションゲームです。『Let’s build a zoo』やカイロソフトなど、ドット動物園経営シミュレーションゲームはありますが、Storyがあることが一番気になります。物語である以上、どんなふうにすすんでいくか気になりますね。70種類のいきものが登場し、恐竜もいるそうです。
 残念ながら、現段階では日本語は非対応で英語のみのようです。

⑦Fishkeeper

 こちらはアクアリウムゲームですが、『Aquarist』などと違い、なんだか自機のようなものがあり、それを通して没入感のある水槽鑑賞ができるようです。出てくる熱帯魚も定番のものが多くいそうです。魚の孵化や写真撮影も体験できるようです。
 残念ながら、日本語では対応していないです。

⑧Soggy Beans

 これは水槽の中に魚を増やしていくアイドルゲームになります。アイドルゲームというと、『ねこあつめ』のようにスマートフォンがメイン市場になりやすいですが、『Cell to Singularity』意外とSteamでも多く取り扱われています。
 癒されるゆるいイラストで、どんな魚が出てくるのか楽しみになりますね。日本語でもリリース予定となっています。

⑨Primal Earth

 このゲームはオープンワールドの動物サバイバルゲームのようです。ゲーム紹介映像を見るに、ゾウやヒョウなどさまざまないきものになれるようです。狩りをして生きたり、草食動物になって生き残ったり、さまざまなゲーム性が考えられます。
 しかし、詳しい情報はまだあまり出ていないようです。また、日本語は対応していません。

⑩Insect Worlds

 このゲームもいきものを操作して自然界を体験できるゲームのようです。これは特に虫に特化したゲームのようで、飛べる虫から地を這う虫、水生昆虫にもなれるようです。その虫たちは実在の虫たちであることもわかります。どうやらプレイする中で、資源を集めて他の虫に変わるためのカードをゲットするようなゲーム性です。
 なかなか他で見ないタイプのゲームですが、残念ながら、現段階では日本語非対応です。

⑪Squirrel with a gun

 残りはおまけ、というより変わり種を。
 タイトルが穏やかではないのですが、これが全てを説明しています。リスが銃を持って暴れ回るゲームです。小動物のリスが? どうやって? となるのですが、『Goat Simulator』のような一見するとバカゲーな雰囲気も感じられます。
 しかし、こういうゲームも、ゲーム世界のいきものを研究する上で重要であると考えられるため、調査してみたいですね。……FPSとかは苦手なんですけども。

⑫Pigeon Simulator

 これもタイトルのとおり、ハトになれるゲームです。普通のハトなんでしょうか……。それにしてはゲームのサムネのハトがマッチョなんですが……。
 このゲームは『ゲームさんぽ(ライブドア版)』で過去に紹介されており、そのときにはハトについて詳しい動物心理学者といくゲームさんぽとなっていました。

 こういったゲームを、その動物のプロが見るとどうなるか。気になる人は動画を見てみてください。
 この動画が出たのはけっこう前ですが、まだSteamで発売されていないゲームになっています。いつか近い未来に出るといいですね。

 以上、12作品を紹介させていただきました。
 これらのゲームは「近日登場」となっていますが、そのステータスになってどのくらい経ったのだろう……というゲームもあります。もしかすると今月にも出るかもしれない、もしかすると来年になっても出ないかもしれない。そんなゲームがあるのがSteamです。
 ネットニュースで取り上げられたことがあるタイトルから、まだあまり人に知られていないゲームまでいろいろあると思いますが、気になるゲームはぜひウィッシュリストに入れてみてください。
 いつかこれらのゲームが無事に発売されますように。

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