【レポート】メジロ――メジロ推しになろう!

いきもの名:メジロ【目白・眼白・繍眼児】
学名:Zosterops japanicus

【登場するゲーム】


ことばのパズル もじぴったんDS
テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑
花といきもの立体図鑑

 スズメ目メジロ科のメジロ。たまに植木に半分に切ったみかんを刺している家を見たことがないだろうか。ない? ないかもしれないかー。もし、「ある」と言う人がいれば、その人はもしかするとメジロを見たことがあるかもしれない。スズメかスズメよりも小さいくらいの大きさで緑の体であれば、まずメジロだと思われる。目の周りが白ければ、もう確実にメジロと思っていいだろう。ちなみに、小笠原諸島には「メグロ」という種もいるらしい。それはまた別で紹介したいと思う。
 ゲーム世界では鳥はなかなか見ることができない。スズメやハト、カラスは景観などに混じって見ることができるが、メジロくらいの知名度の鳥はなかなか見られない。しかし、データベースの形になって載っていることは多いかもしれない。

分布:日本全土、大きさ:全長11~13㎝、夏鳥・留鳥・漂鳥
温かい地域では一年じゅう見られるが、北海道などでは冬に南へ移動して冬を越す。林にすむが冬は年の公園や庭にもやってくる。頭から背、腰、尾にかけてが黄緑色で、腹は灰色。目のまわりが白く縁どられているのでこの名がある。
子育てのときは昆虫を捕まえるが、昆虫の少ない時期は果実や花の蜜を食べる。冬から早春に、サザンカやウメなどの花に頭を突っ込み、花粉だらけになっている姿をよく見かける。ミツバチなどの昆虫があまり活動しない時期なので、これが受粉に役立つと思われる。
春から夏はつがいでなわばりを作り、子育てをするが、秋から冬は小さな群れを作る。
和歌山、大分で県鳥に選ばれている。
人がたくさん集まって押し合うようなことを目白押しというが、これは冬にたくさんのメジロが体をくっつけて枝に止まっているようすからきた言葉。

『花といきもの立体図鑑』

 年末年始になると、目白押しになる場所も増えていくことが多い。それで温まるのであればいいが、目白押しになるところはだいたい暖房がついているため、蒸されすぎないように気をつけたい。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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