【レポート】ラブカ――シン・ゴジラ蒲田くん、海底に生息

いきもの名:ラブカ
学名:Chlamydoselachus anguineus

【登場するゲーム】

釣りスピリッツ
AQUANAUT’S HOLIDAY~隠された記憶~
DAVE THE DIVER
DAVE THE DIVER
DREDGE
FOREVER BLUE
FOREVER BLUE 海の呼び声

 ラブカ目ラブカ科のラブカ。この『シン・ゴジラ』のゴジラ第二形態のようないきものは、実際に深海近くに生息している魚だ。「生きた化石」と言われるいきものの一つであり、鋭い原始的な歯をたくさんともち、口を上げながら海中を泳いでいるという。また、エラが大きく、皮膚でフチどられている様子から英語で「フリルドシャーク」と言われるらしい。

参考
シン・ゴジラ第二形態(通称:蒲田くん)

  ゲーム世界のラブカは、実は『シン・ゴジラ』に出てくる蒲田くんと同じような生態をしている、かもしれない。多くの場合、でかいなにかが泳いでいる。または、そういう生活をしていたところを釣られる。しかし、絶対にラブカが安全かというと、そうではない。『DAVE THE DIVER』ではプレイヤー(デイブ)を見るとめちゃくちゃ追いかけてくる。そして噛む。どうやらラブカは凶暴そうな見た目に寛容な心というわけではなく、特に寿司にされるのは耐えられないらしい。
 『DAVE THE DIVER』の墨絵や『釣りスピリッツ」を見るとけっこうかわいい顔をしているように見えるが、『FOREVER BLUE』シリーズを見るといかつい顔をしているように描かれる。

全長約2m。
体は細長く、頭部は横に広い。また、背ビレは1つのみで、6対の大きなエラがある。体色は黒色がかった褐色。深く暗い海で一年を通して見ることができる。
6対の大きなエラはフリル状の皮膚でフチ取られており、英名のフリルドシャークはここからつけられている。また、三又のとがった歯が多数あり、これは本種を除くと化石種にしか見られないため、原始的な歯といえる。
その細長い体と決して愛嬌があるとは呼べない顔のため、世界各地に残る大海舵伝説の正体という説がある。しかし、本種は約2mしかないため、船と同じ長さだったとか、船に巻きついてきたという伝説が本種と関係しているとは考えにくく、伝説の大海舵の正体は謎のままである。

『FOREVER BLUE』

 これが船に巻き付いていると考えると……いや、考えにくい。少し厳しいものがある。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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