Appleの定額遊び放題のゲームサービスApple Arcadeがついに始まった。

・Apple Arcadeのゲームは月額600円で遊び放題
・Apple Arcadeの新作は未発売のものに限る
・Apple Arcadeの作品はスマホ上ではApple独占（SwitchやPCには出して良い）
・Apple Arcadeの作品は、広告なし、追加課金なし
・iOS端末、Mac、Apple TVで遊べる

これらの条件を満たしたゲームが、70本以上も遊べてしまうから驚きだ。ようやくすべてのゲームを触ったが、予想通りゲームの粒は揃っていて、普段であれば単体で注目されるレベルのインディーゲームばかりだ。

PCやSwitchで発売予定のゲームも多くあり、他のストアを見てみると多くのゲームの定価は1,500円～2,500円。通常、こういったサービスは使い古されて売上が多く見込めない作品ばかりになるが、Apple Arcadeの契約条件は未発売（つまり、Apple Arcadeが最初に出なければならない）だから、その市場価値は定価のママ。
つまり、最低価格1,500円で計算しても、1,500×70=105,000円。10万円分以上の新作が、たった600円で遊べてしまう。

恐ろしいほどお得なこの仕組みが、スマホゲームの世界を変えてしまうだろうかと、発売前は少しは期待していた。
だが、試してみて……少しでもゲームのことがわかっていれば、簡単に「あ、これはダメだ」とわかるほど、失敗が見えるサービスでしかなかった。このままでは、Apple Arcadeは失敗して終わるだろう。

Apple Arcadeのゲームは素晴らしい