ゲームキャスト有料マガジンの発行と内容についての説明

本日から、ゲームキャストの月額有料のマガジンを配信開始します。基本的に4記事以上を月ごとに執筆し、それらを読めるものとなります。

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なぜこういった有料マガジンを発行することになったかと言えば、直接的にはAppleのアフィリエイトが停止して収入源が断たれたことありますが、実際は昔から読者からお金をいただくことを考えていました。
ゲームメディアの役割は、ゲームについての情報を読者に届けたり、ゲームについての評価を情報として残してみたりといろいろあると思いますが、一番大きい役割はゲームに対しては「面白いゲームを届けてヒットするきっかけを作ること」、読者に対しては「一定ベクトルで信頼できる情報を届け、面白いゲームが出てきたときに信用して買ってもらい、面白がってもらうこと」だと思っています。

「面白いとは何か?」

それは、書いている人にとって面白いということだと思います。どのような批評も「客観的であろうとする」ことはできても、主観を排除することは難しい。また、客観的であろうとして出てきた情報はカタログ的なものになりがちで、人を引き付けるものが少ないと感じています。
であれば、1000人に好かれる無難な記事を書くより、100人が強烈に気になる記事を書いて「あのゲームが好きで、あのゲームが嫌いなゲームキャストが注目しているゲームには何かある」と思ってもらう方が良い。
そして、100人に向けて情報を発信することで、100人がゲームを買って一緒に楽しみ、1000人に対して無難な情報を提供していた時にはありえない熱量を作り出し、ヒットの呼び水にするのがゲームキャストの方針です。

しかし、これはサイトの大きさが中ぐらいの段階で企業から広告をもらうことに向いていないし、もし大きくなったとしても好き嫌いを隠さず読者向けに書くことはゲーム企業の広報に嫌われることが多い。
企業向けに出すサイトでないのならば、読者……ゲームキャストが出す情報を必要としてくれて、有料でもゲームキャストを必要とする読者から、運営に必要な金額をいただくのが健全ではないか、とずっと考えていました。

そんな記事の内容はどうなるか。月間基本的に4回更新(増減はあります、10月は頑張ります)で、内容は下記となります。

1・スマホゲームの歴史を振り返るコラム記事
2・ゲームキャストの運営テクニック、メディアの考え方を記した記事
3・ゲーム機ゲームなどの先行レビュー(あとでサイトに公開します)
4・ゲームキャストには書かない短いゲームの感想とか(独占おまけ)
5・ゲーキャスの個人的なこと(独占)
6・ゲームキャストの経済状況や運営状況報告(独占)
7・月額マガジン登録者専用の投票によるレビュー依頼など

(独占)と書かれているものは、有料マガジンの独占記事になります。1、2については、後々まとめて本にすることを考えています。本に特典やイラストなどがつくことは考えられますが、文字の内容はマガジンをずっと登録していれば読めるものになる予定です(出版社が絡めば話は変わるかもしれませんが、現在はkindle出版を予定しています)。
読者特典としてはコメント欄で質問することで、内容に追記されることもあり得ます。最終的に本にする予定ですが、内容に干渉できるわけです。
レビューは多くの人に読んでもらいたいと思っているので、1カ月か2カ月の先行公開となります。ただ、支援者が増えると時間が増えるので、レビューは増えますし、質も上がるかと思います。まずは50人の登録をいただけたら、『オクトパストラベラー』を再開してレビューを書こうと思います。
また、購読者の依頼するゲームを1本以上書くレビュー窓口も設置しました。

月額は980円。記事を単品で読むと500円にして、基本的には月額だと適正(だと思う)な値段に設定していると考えています。
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このマガジンは、独占情報を手に入れるよりもゲームキャスト支援の性格が強いものとなります。
支援をいただけることでゲームキャストの運営を保ち、より大きな支援があればよりゲームキャストの活動を広げられます。ゲームキャストを便利に閲覧してくださっている読者の皆様、ぜひご支援いただければ幸いです。

げーむきゃすと は あなた を みて、「さいごまで よんでくれて うれしい」と かたった。