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風来のシレン6 不思議のダンジョンとはどんなゲーム?

スパイクチュンソフトから風来のシレンシリーズの新作、風来のシレン6が発売されました。
正直新作はもう無理だと思っていたのでこんなに嬉しいことはありません。
ぜひとも多くの方に遊んでいただきたいのでシレンの紹介をさせていただきます。
よろしければ、シレンを遊んでみてください!


⑴風来のシレン6の面白さ


風来のシレンは「不思議のダンジョン」と呼ばれるゲームです。
ダンジョンの踏破を目指すといたって内容自体はシンプルなゲームです。
しかし、このゲームで踏破を目指す不思議のダンジョンは入るたびに構造が変わるという謎のダンジョンなのです。
「前回ここにあったはずのものがない、前回この先に下に降りる階段があったはずだけど行ってみたらなかった、そもそも前回と形が変わり過ぎていてさっぱり分からない」という感じで構造が変わるため構造を覚えたとか慣れたとかでどうにかなったりはしません。
何回挑戦しても全く異なる、初めて見るダンジョンに挑戦することになります。
そのため、常に新鮮な冒険を楽しめるので公式で1000回遊べるRPGとも言われています。
ダンジョン内はアイテムが落ちていたり、罠が仕掛けられていたり、敵がいたりとどこに何があるかは毎回不明です。
そのため、毎回様々な予想外の出来事が発生します。
いい調子で進んでいたのに罠に嵌ったところを敵に攻撃されて倒される等というのはもはやシレンあるあると言ってもいい話です。
「毎回想定外のことが起こり、そのせいで上手くいかない」というのがこのゲームの醍醐味であり、その分上手くいったときの喜びはひとしおです。

⑵失敗の本質を見極めて成長する


シレンのダンジョンは難しいところになると100回挑戦して99回は失敗するというくらい難易度が高いゲームです。(実際は100回失敗します)
こう聞くと何でそんなクソゲーやるのと思うかもしれません。
しかし、私は声を大にして申し上げたい。
シレンはマゾゲーですがクソゲーではないです。
何故なら、シレンの面白さは失敗するところにあると言っても過言ではないからです。
ダンジョンに挑戦し、失敗する。
最初のうちはただ、ワケが分からないままにやられてしまっていただけかもしれません。
しかし、段々とどこで失敗したのか、なにがまずかったのかを振り返ることが出来るようになります。
故野村克也さんが仰っていた言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。
勝つときは何故か勝っちゃったということがあるけど、負けた時は何故か分からないけど負けたということはあり得ないという意味です。
要するに負けや失敗には必ず原因があるということです。
これはシレンも同じです。
慣れてくればあそこで流れが変わったという瞬間が分かるようになります。
そして、段々とどうすればよかったのかを考えられるようになります。

こんなふうに敵に囲まれても知恵と工夫と運次第で乗り切れるようになっていきます!

そうやって身に着けた知識と経験を活かしてダンジョンの踏破を目指すことがこのゲームの醍醐味であり、言ってしまえば自分の成長を実感できるというのがシレンの魅力の一つです。

⑶でも、究極的に言えばシレンは運ゲーです


今までダラダラと述べてきたことを全て台無しにするようなことを言いますが正直シレンは究極的には運ゲーですw
これは多くのシレンユーザーにも納得いただけるのではないかと思います。
結局、ちょっとした知識やテクニックなんかよりも「どんなアイテムを拾うかor持っていたか」、「たまたま階段が近くにあった」といった偶然の要素の方が局面の打開に大きく貢献してくれたりします。
知識なんて必要ないと言っているわけではないのです。
知識やテクニックがないと滅茶苦茶困ります。
ただ、シレンの本質は今あるカードで危機を切り抜けるというものです。
そのため、今何を持っているのか(今迄にどんなアイテムを入手できたのか)が最重要です。
そして、持っているアイテムを適切なタイミングで使うということも重要になります。
本当に多いのが「まだこの先がある」からとアイテムを出し惜しみして結果的にやられるという展開。
そういう意味では結局シレンは運ゲーでもあり、掴んだ運をものにする知識の両方が必要になります。

まとめ


シレン面白いんでぜひ遊んでみてください!
以上です!







⑷余談 前作までとの違い、改善点


前作までのシレンを遊んだことがある方に向けて申し上げると、本作の大きな変化は3つです

①夜の廃止
夜がなくなったおかげで周囲が見えない状況で出会いがしらに一撃喰らって倒されるという理不尽はなくなりました。
ただ、今作にもデッ怪という一撃死要素はあります。(正直これさえなければ完璧だったのにね)

②デッ怪
上でも書いていますが今作の一撃死要素(兼不要な要素)です。
デッ怪は文字通りでかい(大きい)、なんと9マス分の大きさです。
そのため、滅茶苦茶攻撃力が高く、一撃を受けたら即アウトです。
ただ、通常だと速度が遅いため、逃げようと思えば逃げられます。
また、正面以外からの攻撃には弱いため、正面以外から攻撃すれば逆にこちらが相手を一撃で倒せます。
これが緊張感を生んでくれているとの見方も出来ますが、夜ほど酷くはないですが前作までで不評だった夜と根本的には大きくは変わらないため、やはり好き嫌いが分かれる要素になっていると思います。

③ダンジョンで失くしたレア武器を買いなおせる
レアな武器をダンジョンで失ってもスタート地点の宿場で買いなおすことができます。
シレン5ではタグをつけているもののみ再入手可能でしたが今回は強化したレア武器はほぼ確実に再入手可能となります。
「レア武器」の基準はどうなっているのかは詳しくは分かりませんが前作よりはよくなったと思います。
シレンはどうしても毎回最強装備を作るけど失くすのが怖いから使わないという形になりがちです。
持ち込み可のダンジョンで鍛えた装備を使いやすくなったのはよいことだと思います。

実際には失くしたものを売ってくれる店です



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