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カードゲームやってる人の0.0001%くらいが役に立つ動画の話

◾️本文が長文のため簡易まとめ

カードゲームやってる0.0001%くらいの方へ

・視聴者目線を持つと良い
・カットができればOK
・続ける範囲で続けるのが良い

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■自己紹介

初めまして、あじさいやと申します。
僕と関わりがある方はハンドルネームよりイシガミさんの方が通じるかもしれません。
僕はYouTuberのマネジメントする会社でYouTuberをサポートするという仕事をしています。
動画の編集だったり動画を公開する設定だったりタイトルを考えたりしていて結構特殊な仕事をしてます。
個人で仕事の勉強も含めて自分でもYoutuber的なこともやってたりします。
あじさいや 【カード&ホビーチャンネル】

↑よければチャンネル登録おねがいします(チャンネル登録15名のザコからのお願い)

今の仕事につくまでに
僕はカードゲームの動画を作ることを仕事にしていました。
特殊な仕事だと自分でも思います。昔から、なんとなくゲームの動画を作ってお金を稼ぎたいなぁと思っていたのが現実になった感じです。
どんなの作ってたの?というと

「カードキングダム」
というチャンネルの動画編集


「HareruyaCOMBAT」
という動画シリーズの企画、撮影、編集

なんてものを作っていました。
好きな動画を作っていたらいつの間にかお仕事になって
普通サラリーマンより少し低いくらいのお金をもらいながら楽しく過ごしていた感じです。


現在も趣味でカードゲーム動画を作っています。
ただ今までのように本格的に仕事として作ることはなく。
そのため今までのノウハウというかそういうものを使うこともなくなり
少しもったいない気が自分の中にあるのです。
誰かにためのヒントになるかもしれないですし僕の考え方ではありますが
「カードゲーム動画で大切なこと」を自分なりですが書いて見ようと思います。
カードゲームやってる人の中で0.0001%くらいの人が役に立つかもしれません。

恥ずかしい話ですが、僕は人間として優秀な方ではなく失敗を結構な数してます。
下手すれば他人から見ると成功と呼べる動画はないのかもしれません。
これをすれば良いという話ではなく
こういう失敗をしましたので失敗から学びましょうという感じの話をしようかと思ってます。
100点でなく60点を狙うというイメージです。
カードゲームやってる0.0001%くらいの方、おつき合いただければ幸いです。
本文中に知らないームの名前や動画、企画など大量に出てくるとは思いますがご了承ください。
ということで以下「カードゲームやってる人の0.0001%くらいの人が役に立つ動画の話」本文です。

■誰のための動画か

カードゲームの動画を作ってる人ってそもそもそんなにいないと思います。
もし、これを読んでるあなたが
作ってみたいと思っている
またはもう作っているというならあなたはめっちゃレアな人ですし尊敬します。

動画に関しては「価値のある動画」を作れると人気が出ます。

で、価値のある動画ってわからないっていう方におすすめしたいのが
「視聴者目線を持つこと」です。
視聴者目線持ってるとクオリティ(動画の価値)が上がりやすいです。
どんな人があなたの動画を見るか想像し、その人に向けてどんなことが望ましいか考えることが近道だと思います。

具体的に僕が編集していたとき

カードキングダムの時は「そのゲームをほとんど知らない人」
晴れる屋の時は《タルモゴイフ》を知ってるくらい知識のある人

をメインの視聴者として動画を作っていました。

考えてみていただきたいのですが
あなた視聴者はカードゲームをやってる人ですか?
そのゲームに詳しい人?
別のゲームをやってる人?

どういう動画を作るかは別としてその目線を持っているとあなたの動画が面白くなりやすいと思います。

■カードキングダムの面接での失敗談

視聴者目線を持ちましょうとか偉そうなことを書いておいて
僕は全然できてなかったです。
(下手すれば今もできてない)

僕の具体的な失敗談をしましょう。

僕は昔ヴァンガードの動画を作っていて
他の企業で動画を作るのバイトをしてたりして動画の編集には自信がありました。
ちょうどその頃カードキングダムが動画の編集を募集していたのを見つけました。
「ゲームの動画を作ってお金を稼ぎたいなぁ」と思っていた僕は思いきって応募しました。

書類選考を突破し二次面接までいけました。

練馬春日の事務所で面接は行われ、形式としては
いけっち店長はりの社長 を含む当時のカードキングダム動画の偉い方3名。
3:1の面接でした。
いけっち店長(面接している3人の中で一番偉いであろう人)が面接が開始して軽い自己紹介をして5分くらい。
いけっち店長(面接している3人の中で一番偉いであろう人)が
「あなたの過去に作ったカードゲームの動画を見せてください」と言われ一番出来の良いものを見せたつもりで、悪いものではないと思っていました。僕は自信満々に当時作っていたヴァンガードの動画を見せました。
一番出来の良いものを見せたつもりで、悪いものではないと思っていました。

しかし

いけっち店長は言いました。

「君の動画はカードが見づらいし、いらない演出がある」

「君は自己満足のために動画を作ってるだね?
視聴者のことは考えてない。」

「こちらは動画を見てくれている人のことを考えられるプロと仕事をしたい」


相当なショックだったのを覚えています。
何か言い訳的なことは言った記憶がありますが
自信を持っていたものを一刀両断されたショックであまり覚えてません。

面接は終了しました。
ものすごく悔しかったのを覚えています。
面接の後、数日後に動画作成の実技試験があると伝えられたので見返してやろうと思いすぐ帰りました。
そして
「人のための編集ってどういうことなんだろう?」と考えました。

↑ダメだった画面(ヴァンガード)

実技試験では僕の思う、人のための編集をしました。
そしてその結果、実技試験で認めてもらえました。
いけっち店長から電話でお仕事の依頼を受けた時
少しガッツポーズをしたのを覚えています。

↑その後カードキングダムで作った画面(ヴァンガード)

カードゲームの良さを伝えたくて動画を作っている方も多いと思います。
編集ができなくても「視聴者目線」があると
何を話すべきか、どう見せるべきかの道しるべになります。
一番大切なことだと思うので覚えていて欲しいなと思います。


■一番大切な編集は1つ

動画の編集って大変そうってイメージはあると思いますし、実際やっている人は大変だなぁとか思ってるんじゃないでしょうか。
僕は極端な話、動画編集なんで1つだけ覚えれば成立すると思ってたりします。

それがカットです。

不要な部分を切ることですね。
どの動画編集のソフトにもだいたいこの機能はついてると思います。
なんでカットが重要か?
視聴者が見やすいんです。

無駄な時間を見せられると視聴者は離れやすい。
テレビ見ていてCM中に別のチャンネルに変える人っていますよね?
人は本能的に無駄な時間を嫌うのでチャンネルを変えることはイメージできると思います。
同じ原理であなたの作る動画も途中で見てもらえなくなるかもしれません。

僕は現在youtuberの動画編集をしてるのですが
編集した動画で2時間30分の動画をカットして10分にまとめたりします。

そして、いらない部分って具体的には?
という疑問が出てきたら、動画編集の奥深いところに触れていると思います。
基本的にはには「無音」「何もしてない」箇所を削る。
次に視聴者目線に立って「面白くないところ」「言い間違い」とかはカットしちゃいましょう

カットだけで時間がかかると思います。
動画編集はそういう地味な作業だったりします。
ただそういう地味なものが一番大切だと僕は思っています。


■継続>クオリティ

視聴者目線を持ててカットできればあとは自分のペースで続けていきましょう。

晴れる屋で動画編集させてもらえることになった頃

晴れる屋で一番最初に僕の作った動画は
モダンのデッキ解説動画でした。

↑一番最初に晴れる屋で編集したやつ

この動画の最初の再生回数は3日で1000回いかない程度でした(当時晴れる屋のチャンネル登録者は1800人ほど)。
数字としては大当たりとは言えず微妙な結果だと思います。
しかし、僕は「続けていればそのうち良くなっていく」と思っていました。数字は微妙だった結果はありますが、こじつけでもなんでもいいからなんとか継続して動画を作れるよう考えていました。
その結果HareeruyaCOMBATという対戦動画企画を企画して
「週に1本対戦動画をアップする」というのを続けました。

その後、HareuyaCOMBATを含むたくさんの企画で動画を作り続けた結果
チャンネル登録は1万人を突破し
国内のMTGのチャンネルとしは最大規模になりました。

今、僕の個人チャンネルでもできる範囲でたくさんの数を投稿しようとしています。

クオリティより数重視で
続ける範囲で続けていくことを本当におすすめします。

まとめ
・視聴者目線を持つと良い
・カットができればOK
・続ける範囲で続けるのが良い



ここまで読んでいただきありがとうございました。

自分の名前や実績を出して何かを書いたりする経験は初めてですし
本来、映像を作っているので文章というのは完全に専門外です。
「ブログ 書き方」とかでググりながら書いていて
読みづらかったりするかもしれませんがどうかご了承ください。

また、本記事を書くにあたり
有限会社遊縁 播野様
株式会社晴れる屋 齋藤様
に名前や企画を使用の許可いただきました。
本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

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