ヒトと世界の物語 序ノ肆：琥珀の章から約2か月…

公開日の2024.1.23(火)11:00～1.26(金)10:59はネタバレ禁止とのことだったので控えていましたが、解禁！
以下、まとめ＆感想です。

ストーリー

月面基地　ハッチルーム第二区画

フィオ「ここはどこ？」
レヴァニア「無事か？一体どうなってる？」
皆が喋り出す。

ポッド006「回答：ちょっと見た目が変わったけど、私はママよ。」
「ここは檻の外側。檻って、お月様にあったのよ。」

ポッド006「敵への反撃のためには、この子を救ってあげないと…」
10Hテンエイチの義体は汚染が進みすぎていて動けない。

黒い敵を撃退したことで汚染を取り除き、自我データが復旧した10Hは会話可能に。

敵に占領されてしまった地球を取り戻すため、この月から向かうという。
10H「この場所と地球を結ぶネットワーク回線にハッキングするね。」

敵の妨害でデータ表示が制限されているが、ネットワーク回線の先へ進む。

大切ナ記憶（第一衛星軌道基地 レイルヘッド）

10Hが衛星の修復を頼んでいた2人は…陽那と佑月の姉弟だった。
衛星内のサーバーに侵入すると、そこは美術館のように多くの絵画が並ぶ場所になっていた。

これは2003年の東京での出来事を記した絵であると説明が添えられているが、東京に住んでいた姉弟にそんな事件の記憶はない。

絵の謎を解こうと先に進む。
そして雪のようなものが降る場所に出ると、赤目の怪物に襲われる。

かつて憎み合った姉弟だったが、不慣れな剣で互いを守りながら戦った。

更にその先で見つけたのは…
街に現れた竜の死によって生じた白き病が、人々を赤目の怪物に変えてゆく様だった。
これらの絵画に描かれた悪夢のような惨事は2人が住む世界とは違う世界の出来事。

しばらく進むと、ポッド006（ママ）に代わって陽那が姿を現す。

10H「でも檻が壊されたら全ての世界が跡形もなくなっちゃう。」

大切ナ記憶（第九衛星軌道基地 アーセナル）

次に2人が訪れた衛星のサーバー内は、古めかしい博物館のような場所になっていた。
ママに似た白き異形に案内され、施設の中を進む。
そして東京に竜が現れた世界のその後の出来事を知る。

人類は赤目の怪物と戦うために十字軍を組織した。

佑月「俺達が…戦っていた…？」

先へ進むと、白き病から逃れるため人類はあらゆる策を講じていたことを知る。
ゲシュタルト計画…ヒトは病の進行を抑えるため魂と肉体を分ける技術を生んだ。
計画の監視・監督…分かたれたヒトの魂と肉体は異なる場所で厳重に保管された。
最後に…

白の書、黒の書、デボル＆ポポルの杖、エミールの服が展示されていた。

そうやって人々は滅びの運命に抗ったが、功を成すことはなかった。
だから人類復活のカギを遠い未来に向けて残すことにした。

人類を絶滅に追いやったのは…病の流行と怪物による脅威
檻の存在意義とは…人類復活の時まで歴史を遺す

こうして2人は檻を守る理由を見つけたのだった。
檻が敵によって破壊された時、姉弟の大切な記憶…すなわち2人の家族の思い出も失われることを意味していた。

ポッド006は敵の攻撃が激しくなる前、檻の正体を隠していたのに今更頼ることになってしまったと謝罪する。
しかし檻の皆の記録をこっそり見ていた10Hは、助けたいと思っていた。
10H「調べていくうち気持ちが熱くなった。あんなの初めて。」

大切ナ記憶（バンカー隔離部位）

10Hが1人でアクセスしたサーバーにはアンドロイド部隊ヨルハと、その拠点が記録されていた。

自らも暮らしていたこの拠点が機械生命体と呼ばれる敵の手によって既に陥落していたことを、今になってようやく知る。

追われる10Hは通路の奥で白い刀を見つける。
それに触れてかつての仲間を斬ると、頭に声が鳴り響く。

2B「ミンナ…イナクナッタ…」
「ナイン…」
それは仲間を想いながらもウイルス汚染によって力尽きた刀の持ち主の記憶だった。

10H「機械…生命体？」

機械生命体「仲間ニ会イタイトイウ君ノ願イ　ソレハモウ叶ワナイ」
「恋焦ガレタ仲間達ハモウイナイ　帰ル場所ハドコニモナイ」
「孤独ニハ慣レテルト嘘ヲツイテ喪失ノ間ニ耐エルシカナイ」

心の拠り所を失った10Hの元に黒い鳥が集まってくる。
10Hのデータは汚染されていた。

ポッド006「10Hとの通信が途絶えてネットワーク回線から弾き出されたみたい。」

辺りに転がっていたポッドの中にはデータが残っているものもあったため、調べてみる。

敵の攻撃により月面基地のネットワークやポッド006が汚染され、制御を失った45体ものポッドは10Hを襲撃。
ヒーラー型である10Hに多数のポッドを止める十分な戦闘能力は備わっていなかったため退避を開始、月面基地の外に脱出した。
10H「もうこの際、ウサギでもカニでも…神様でもなんでもいい！誰か、助けて！」
という内容。

ポッド006は人類文明時代、月にはウサギやカニや神様がいるなどという伝説があったと10Hに話す。
いつか地球に行って、一緒に月を見上げようと約束した。
という内容。

幾つかの大切な記憶だけはアンドロイドが作った基地のネットワークの奥の奥に暗号化して隠している。
ネットワーク上に遺しておけばどの基地が墜とされても大きな痛みは無い。
大切な記憶…旧世界が滅ぶまで…人類が足掻いた歴史を10Hにも知ってもらわないといけない。
共に戦っていきたいから真実を教えた。
その時の驚いた表情を共有。
という内容。

汚染されていたポッドは黒い敵を撃退したことで除去に成功。
陽那と佑月が10Hを助けに行くことに。

10H「ズットヒトリデタタカッテタノニ　ナカマハイナイ」
「トモダチニナッテ」

10H「誰かに助けてもらえるのって…こんなに温かいんだ。」

正気を取り戻した10Hと共に進む。

地球へと続く道を犯す最後の汚染を取り除く為、10Hは姉弟をあるサーバーの内部へと送り出す。

大切ナ記憶（塔）

10H「あなた達は対立を生むだけじゃない…私をこの世界に繋ぎ止めてくれた。きっと…信じてるよ…！」

そこは、闇にそびえ立つ塔のような場所だった。

塔の頂上に辿り着くと、かつて自分達が太陽と月を修復したが対立の道を辿ったために地球から檻に敵を招き入れてしまったことを知る。

罪悪感に苛まれる2人…
それでも10Hと交わした、共に地球の景色を見るという約束を果たさなければと奮い立ち、地球への経路を切り開く。

再び生まれた日食、これが地球と檻を繋ぐ経路の門。
そこに10Hが合流する。

しかし10Hの様子がおかしい…

10Hは分かっていた…繰り返された汚染によって自我データがもはや維持できない事を…
この戦いに勝利するカギが檻からつれてきた皆である事を…

たとえ孤独から解放してくれた友達の手を離すことになっても…
たとえその言葉がもはや届かなくても…

10H「少しの間だけど楽しかった。檻を…地球を…よろしくね。」

10Hは自らを犠牲に2人が捧げた思い出を修復し…
檻の皆が進む道を、未だ残る敵から守るのであった。


そして地球へ…

レヴァニア「これじゃあ、まるで…」

クリア後

フラグメント

スチル

ロストアーカイブ

護ノ救機（★2）＆輪廻実存の看守兵（真暗）

10Hは海底にある人類会議バックアップサーバーの保守管理が任務…
と思い込まされて「実は人類は滅んでおり、ここは海底ではなく月面」と真実に気付く度にポッド006に破壊され初期化され続けて来たというかわいそうすぎる存在ってことは知ってたけど、改めて具体的なストーリーを読んでみると…
つらすぎやん……
真実に気付いた9Sを何回も処刑し続ける2B（2E）と、10Hを処刑し続けるポッド006は同じやな…
それでもやっぱり感情はありまくりで、どうにか助けてあげたい…
2Bは感情を殺して冷たくあしらってたけど、ポッド006は娘のように感じて優しくおせっかいかけてしまってたんやな…
だから母＝ママの姿に？
だからタイトルにカーネーションが含まれてる？
花のカーネーションがここで出てくると思わんかったな…
もう…
やっぱこれめっちゃNieRやったわ…ｳｯ……
これ書いてるだけで涙ガ…

感想

まず…
この新章プレイ開始前に読んだお知らせを見て震えたよ…

さ…サ終……
いつか終わりが来るんは分かってたけど、具体的な日を言われたら…寂しいな。

でもその気持ちと共に、絶対に最後まで見届ける決意を改めました。


ママがポッド006やったなんて、つい最近まで全く想像してなかったよな…
10Hのキャラデザも声も喋り方も最高過ぎてめっちゃ大好きになったからこそ、最後悲しすぎた…

ゆづひなは超重要ポジでビックリ！
DODからの真暗ストーリーからのレプリカントの内容が丸ごと出て来たし、それが並行世界のことって認識出来る時があるとは…
人類の文化や歴史の記録が檻としても、2人には何か特別な力があって…？

「バンカー隔離部位」は汚染を表したかったんかな？文字化けの解読に苦労したけど。
2Bが出て来たうえに最後は「ナイン…」って……ｳｯ…

9Sが月面人類会議サーバーにアクセスした時みたいな所で10Hが正気に戻ってから見付けた、こんな所にあるはずない檻とスマホの記録は一体…

不穏な気配を感じつつもその先で分かったのは、ゆづひなが対立の道を辿ったために地球から檻に敵を招き入れてしまったってゆうショッキングな内容…
太陽と月を重ねる＝日食が地球と檻を繋ぐ経路の門と分かって、ゆづひなの思い出を代償にした…はずが、10Hが自らを犠牲に保護してくれてたとかさぁ…
しかも塔…オートマタのデボポポやん…ｳｯ…

それでやっと、ちきゅ…
…は？？？？？
レヴァの「これじゃあ、まるで…」→「檻と同じじゃないか！」
で良いよな？
ゾッとさせられたよ…今回も…ね……

reincarnationの意味＝（霊魂の）再生、生まれ変わり、輪廻転生
輪廻転生＝人が何度も生死を繰り返し新しい生命に生まれ変わること
から考えると、地球に行こうとしても永遠に無理なように仕組まれてる可能性も…？
10Hは何回繰り返しても月面、檻の皆は何回繰り返しても檻の中…とか。
最終章の名前が『三ノ幕：輪廻の章』なんよな。

でも太陽と月の物語で 削除されたユーザー がチャットで言うてた
「太陽と月を重ねて 経路 を開く検証は完了した。」
「地球 との戦いは避けられない」
は今回の事よなぁ？
それやったら先へ進めるってことか…？

そういえば運送屋も運送屋代理も黒ママもパパも本来はポッド？
で、お上は人類会議？ジニアの意志？それに気付いた別物？
もしくはアコール…？


とりあえず最後のストーリーを待つしかないけど…
勝手な予想（妄想）としては、リィンカネで檻とママの正体＆敵が地球を占領してると判明して

①このゲームのデータを代償に、檻の皆を救いますか？　→はい（データ消去）

②ということで地球を奪還しにいくためのNieR新作が『NieR Recapture』PS5で開発決定（奪還＝recapture、リィンカネキャラでアクションゲームやりたすぎる！コンシューマーゲーム希望！）

③実は裏でコッソリ作ってました。新作の『NieR Nightmare』
（ニーア ナイトメア→今まで描かれたことのなかった夜の国の話。夜のナイトと悪夢のナイトメアをかけてる。）

④こっちも実は裏でコッソリ作ってました。DODの話出てるのに当時プレイした人少ないでしょ？PS5で『DODシリーズのリメイク』（もしくはバージョンアップ版）

どや！！！！！
これは…NieRやで？
①はあり得ると思ってますww


読んでいただき、ありがとうございました。
最終編集日　2024/01/26